【男主】車椅子な僕と人気者な君達【 BL 】

No,16 ページ26

教室

A「はぁ……」

結局昨日は寝れなかった……

遥「何ため息ついてんの？」

横目で見ていたのか、西蓮寺さんが話しかけて来た。

A「あ、西蓮寺さん……別に何も無いです」

遥「……そう、なら君はイベント参加するんだ」

A「はい？」

西蓮寺さんは、前を指差して言った。
指差した先を見ると『12月24.25日イベント開催』と書いてあったポスターが貼られてある。

A「……まさか、明日から準備ですか？」(今日、12月19日)

遥「あぁ、そうd「はーるーかー！衣装合わせしろって会長が言ってたぞ！」瑠衣……」

安藤さんが衣装を持って、隣に座って居る西蓮寺さんに怒鳴りつける。

A「……煩いです」

瑠衣「良い所に居るな、Aも会長に呼ばれてたぞ〜？」

僕何かしましたか？……まさか、昨日の件？

A「わかりました」

遥「一人で行って来い……俺は行かない」

瑠衣「行かないと俺まで怒られるんだよ！言いたい事あるなら、会長に直接、言ってこい、アホ！」

ここの人達は喧嘩が多く無いですか？気のせいですか？

A「では、先に行ってます……あ、僕行き方わからないんでした」

瑠衣「おら！行ってこい！案内してやれ」

遥「チッ……行ってやるよ、付いて来い」

面倒くさがりながらも、一応案内はしてくれるらしい。






生徒会室前

遥「俺はもうここで帰るから、帰りはあいつらに送ってもらえ」

そう言い残して、去ろうとしてたので、腰を掴んだ……いや、身長的に車椅子だし。

A「待ってください」

僕がそう言うと振り返ったので、


コンコン


っと扉をノックしました。

A「失礼します、西蓮寺さん連れて来ました」

生徒会室の中に入ると、会長さんが出迎えてくれた。

雅「いらっしゃい……遥、衣装合わせをしようか？」

遥「み、雅さん……わかりました……」

会長さんの圧力に負けたのか、素直に言うことを聞いている。

雅「蓮、遥を衣装室に連れて行ってくれ」

蓮「ハイハーイ！了解」

西蓮寺さんは蓮さんに連れて行かれた。

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