No,14 ページ24
ある日、兄さんが家出をした。それから僕は中学に進んだ。
僕は何かが物足りなかった。それは兄が居なくなったからだと、思った。
でも、違った。僕は愛情が欲しかったから、兄と色々した。
でも、欲しかったのは兄じゃなくて、愛情だった。僕は愛情を失った。
そんな時、姉に悲しい顔をしながら言われた。
「私、見ちゃったんだよね。Aとあいつがしてる事」
僕は勿論悪いことをして居る、自覚はなかったから、不思議に思い、聞いた。
「普通の兄弟では当たり前じゃないんですか?」
そうすると姉は、残酷な顔をして何処かに行ってしまった。
当時の僕は何も知らなかった。姉が兄を恨んで居るなんて。
次の日ぐらいに、姉が言った。
「あれは……あいつとやった事は普通じゃないんだよ。普通の兄弟がやる事じゃないんだよ」
突然そう告げられた僕は、何を言っているのか、わからなかった。
姉は泣きながら続けた。
「あいつは……最低野郎だね……ごめんね……今まで2人が付き合ってたのかと、思ってた」
僕はこれを告げられても、何を言っているのか分からなかった。
その3年後。丁度卒業の時期だった。
僕がΩ性だという事がわかった。姉は僕を心配して来た。
その次の日、兄から手紙が届いた。
『A、ごめん、そして卒業おめでとう。俺はお前に酷い事をした______』
色々書いてあった。あの行為は普通じゃない事。
僕達は付き合っていたとか、言い訳にしかならないようなことも書いてあった。
僕はこの時に自分が何をしたのか理解した。
そうして、
僕は、引きこもり、学校に行かず、ご飯は1日一食、勉強、本を読み、誰とも口をきかなかった。
カウンセリングの人も来たが追い返した。
カウンセリングなんて、
『死にたい』「なんで?」『理由を述べる』「死んじゃダメだよ」結局は死んじゃダメになる。
僕は1年の終わり……12月に学校に行く事にした。理由は二つ。
1つ目は、姉と両親が泣きついて来た事、姉が病みかけて来た事。
2つ目は、足を使わないと歩けないから、僕は元々、愛情が欲しかったと同時に、歩きたかった。
そして、今に至る。
回想終了
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アルル - 氷狐さん» ま、マジですかww良いですよね〜高尾山、登りやすい!って私何語ってんだ‥‥ (2018年4月24日 20時) (レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - 高尾山知ってるwww遠足で行くかもww (2018年4月24日 20時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
アルル - 良いですね♪今度やってみます(*゚▽゚*) (2018年4月7日 16時) (レス) id: 9102c4653b (このIDを非表示/違反報告)
すとぷりのころちゃんが好きな僕(プロフ) - アルルさん» そうですな…(´`*)ウフ 番外編…お花見とか…? (2018年4月7日 15時) (レス) id: e145b0bf95 (このIDを非表示/違反報告)
アルル - すとぷりのころちゃんが好きな僕さん» 気が合いますね…(・-・*)ヌフフ♪ 番外編のリクエストとか、ありますか?あったら教えて欲しいです……壁|ョ。・`ω・。) (2018年4月7日 15時) (レス) id: 9102c4653b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルル・エリ | 作成日時:2018年3月28日 21時