すとんずガール 2

モテ期 ページ2

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私がまだ高校生だった頃。









｢あの…好きです！付き合ってください｣



｢俺ずっと好きだった、｣



｢好きだよ、付き合って｣









これが世に言う｢モテ期｣ってやつ…!!



現役高校生なはずの私にはアオハルがひとつも無いまま2年へ進級。



時は流れあっという間に体育祭の時期へ。



でもやっと私にもアオハルが!!!!



ただこの仕事をやってる以上付き合うのにはリスクもあるし相手にも迷惑をかける。




彼氏作らないのが1番安全なんだけどね…笑









『やっぱ彼氏ほしいなぁ、』



樹｢ぶっ……、!?｣



『ちょ、汚いんだけど樹!』



大我｢やっ、A！彼氏！？｣



『そりゃ女の子だもん、ほしいよ』



樹｢え、だとしてもなんで今だよ!!｣



『……モテ期ってやつ、？♡』



大我｢Aが……モテ期｣



『絶望に満ちた顔しないでよ』









でも告白してくれた人達は付き合いたいかって言われたらそうでもなかった。



1人は知らない人だし



もう1人は仲良い男友達ってかんじだし



そのもう1人は健人に似てて…、ね笑









『出会いがないもん、友達みんな彼氏いるのに私だけさぁ。仕事上の都合もあるけど…』



大我｢彼氏とか絶対ダメだから、できたら会わせてよね｣



『はぁ？なんで大我に会わせなきゃいけないの？』



大我｢そんなの心配だからに決まってんじゃん｣



樹｢ちなみに俺も反対だから、Aに彼氏はまだ早い｣



『親目線なの？あなたたち』



大我｢だって変な虫ついてAになんかあったらどうすんだよ｣



樹｢お前可愛いからそういう目当てでくるやついるんだし、気をつけないとじゃん？｣



『…ぅー、、正論ぶつけられた』



樹｢Aなら変なやつ寄せないとは思うけどな｣



大我｢まあ一応ね、確認しとかないと俺らで｣



『彼氏ビビっちゃうよ、こんなチンピラ共に囲まれたら』



樹｢誰がチンピラだよ笑｣









私堀越じゃなくて良かったかも……



堀越入ってたら



監視 監視 監視 監視 !!!!!!



まぁ、いつか落ち着いた時にできるといいなーなんて笑









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