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5歳になったばかりの頃、俺は施設へと預けられた。







その頃の記憶なんてほとんど無いけど、もともと人見知りやったせいでずっと孤独で周りとも馴染めなかったのは覚えてる







施設に入り2年が経った頃、ある男の子が新しく施設に入ってきた。





孤立して友達なんてものには興味無かったのに、その男の子は何故か俺に懐いてきて、気づいた頃には毎日2人でずっと一緒にいるようになっていた。




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「りゅーたくーん!いつものとこ行こうや!」






そんな俺らのお気に入りの場所は、施設裏にあった今は使われていない工場の跡地やった。






まだ10歳に満たない俺らにとっては2人だけしか知らない秘密基地みたいな感覚やったんや







そこへ行くたびに「他のやつには内緒にしような」と約束し合い、子どもながらに不思議な優越感に浸っていた。


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そして、それと同時に康二に対して特別な感情を持っていることにも気づいていた。







学校にいる女の子たちにも感じたことのない感情を康二に感じていた。

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夢香(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2019年3月26日 8時) (レス) id: c27d91458c (このIDを非表示/違反報告)
りとます(プロフ) - めめさん» コメントありがとうございます(^^)また更新しますので、お待ちください。 (2019年3月26日 2時) (レス) id: 09023a4b8d (このIDを非表示/違反報告)
めめ - おもしろいです!続きが気になります!更新頑張ってください! (2019年3月25日 17時) (レス) id: bf1361104c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りとます | 作成日時:2019年3月9日 23時

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