好き、だけど… ページ29
相葉さんが優しく笑う。
好き。
その笑顔が好き。
優しい笑顔も…弾けた笑顔も…
相葉「…ごめんね」
相葉さんが優しく私を抱き寄せる。
相葉「…ゆみちゃんのことは、大切にしたかったんだ」
トクトク…と2人の鼓動が振動してる。
相葉「また…居なくなっちゃったら、って」
私の肩が、濡れてきた…
相葉「好きだけど…俺と一緒に居たらゆみちゃんまで…居なくなるのが、怖くて」
…相葉さん、泣いてるんだ。
相葉「でも…どうしても、ゆみちゃんだけは、手放したくなくて…抱くのも、我慢してた」
「…あいば、さん」
相葉「会った日から…好きだった。ニノの事で泣いてるゆみちゃん見てたら、辛くて…翔ちゃんにも告白されてて…俺が好きになったら…ダメだったのに」
相葉さんの背中をトントンと優しく叩く。
相葉「…重ねてる、つもりはなかったけど、抱くのが、怖かったんだ」
…相葉さんも相葉さんで、辛かったんだ。
相葉「…本当、ごめんなさい。ゆみちゃんに…辛い思いさせてたのは、俺だったんだね」
「…今でも、彼女さんの事」
相葉「…もう、5年経ってるのに、可笑しいでしょ？まだ、夢に出てくるんだ」
「…彼女さんが、羨ましいな」
相葉「…え？」
「それだけ、愛しあってたんでしょ？5年経ってても、忘れられない…って。それだけ、彼女さんの事…愛してたんだよね」
相葉「……」
「…友達に、戻れませんか？」
その日は…自宅に帰った。
電気も付けずに、ソファに座る。
相葉「別れる、の？」
「友達だったら…何があっても、相葉さんから離れる事はないでしょ？恋人だから…別れる。別れた後は会うこともない。でも、友達だったら…いつでも会える…そう、思いませんか？」
…言いわけにしかならなかったけど。
二宮の事も打ち明けた。
相葉「ふふっ。やっと…ニノと付き合うんだ？」
「っ、付き合うとかはありえませんよ！」
相葉「抱かれたんでしょ？だったら恋人じゃないの？」
「っ…友達です！！相葉さんも…櫻井さんも…二宮も…友達が…いいですっ！」
別れ際…最後に…って。
相葉さんと唇が重なった。
これで正解だったのかは分からない。
でも…相葉さんの気持ちをあやふやにはしたくなくて…綺麗事を並べて…別れた…には違いない。
オフィスラブは…難しい→←ワンコがニャンニャン？いざ！出陣！
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yumi(プロフ) - 秋香様。コメントありがとうございます(^^) (2019年9月16日 16時) (
レス) id: 12ae5d1012 (このIDを非表示/違反報告)
秋香 - すみません。間違えて二回送っちゃいました。 (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
秋香 - 楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください。 (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
秋香り - 楽しく読ませていただいてます。更新頑張ってください！ (2019年9月16日 15時) (レス) id: 0e5368ec08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumi | 作成日時：2019年9月2日 4時
