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…寂しいなあ
鋭児郎が頭を撫でてくれて、すぐやってきた眠気に任せて
眠ったはいいけど、そこまで時間は過ぎてくれなかった。
みんなの声が聞こえないのが寂しい。
頭が痛くて、全身がだるくて、
よく分からない涙が滲んでくる。
あんまり風邪とか引かないんだけどなんでかな。
「えいじろ…」
またすぐやってきた眠気に素直に委ねる。
ぼーっとした視界の中で
誰かが私の頭を撫でてくれてるのに気づいた。
「え？」
「わり、起こした？」
「ううん…まだ学校終わってないよね？」
「今昼休み。だからすぐ戻んなきゃだけど心配で」
「私が呼んだから来ちゃったかと思った」
手冷たくてきもちいいって言うから頬にずらした。
すり寄ってきて可愛い。
「呼んでくれたのか？」
「うん、寂しかった」
「ごめんな」
「私が体調管理出来てないのが悪いから、謝らないで。私こそごめんね。」
ごそごそ布団が動いて、熱い手が俺に伸ばされた。
熱下がってねえのかな。しんどそう。
「もう行っちゃう？」
「まだいれっけど…どうした？」
「演習行きたかったな…」
「また次があるって」
「終わったら、話聞かせて」
「おう、眠かったら寝ろよ。」
手を握って、反対の手で頭を撫でる。
うとうとし始めた目が少し潤んだ。
「…起きたらいなくなっちゃう？」
「そっこーで戻ってくる。」
「ごめんね」
何にごめんと言われたのか分からなくて、
安心させるように頭を撫でた
すぐ寝たのを確認して時計を見る。
まだ全然間に合うな。
「頑張ってくる」
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なつとん(プロフ) - ♡さん» ありがとうございます…！！三角関係?もすれ違いもまともに書けたことないんですけど、ちびちび頑張っていきます、コメントめちゃくちゃ活力ですありがとうございます！！ (2023年1月30日 8時) (
レス) id: d157acdb5e (このIDを非表示/違反報告)
♡ - 瀬呂ｰｰｰｰｰｰｰ！！！The･メインキャラではないのに人気ありすぎの瀬呂の恋にすごくきゅんきゅんしてる。。 (2023年1月30日 2時) (レス) @page3 id: efa07b04ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつとん | 作成日時：2023年1月29日 23時
