第53話 ページ6
貴方side
忍足「俺はAがおる方が頑張れると思うんやけどなぁ…」
侑士は少し困ったように笑いながら言うけどこれは2人の問題じゃないから譲れない
貴方「ううん、そんなことないよ。若だって準レギュラーになったんだし」
忍足「？？日吉は準レギュじゃな……跡部「A！！」
突然、乱暴にドアが開き景吾がドンドンと入ってきた
貴方「え？」
跡部「邪魔だ。退け」
忍足「なんなんや」
私の前にいた侑士が退かされ、景吾は私の前に立つと心の底から嬉しそうな顔で笑って
貴方「！？…？」
ぎゅうぎゅうと足が浮くくらい抱きしめられた
跡部「偶然前を通ったら話し声が聞こえてな。俺様のためだけにそんな決断をしてくれていたんだな」
別に景吾のためだけじゃないけど…って言いたいけど苦しくて言えない
忍足(めっちゃ嘘つくやん)
跡部「忍足、俺達はこれから庭で散歩する。テメェはとっとと帰りやがれ」
景吾が雑だけど凄く上機嫌そうに言うと侑士の大きなため息が聞こえて
忍足「はぁ……しゃあないなぁ…ほなまたな、A」
返事しようとしたら余計強く締められちゃった
〜〜散歩〜〜
跡部「A」
綺麗にライトアップされたお庭を2人で手を繋いで歩いていると景吾な嬉しそうに私に話しかけた
跡部「Aは俺様のために立海にいるんだな」
そう言われたらそうでもあるけど…
貴方「まぁ、景吾のためでもあるよ。嬉しい？｣
ちょっとした悪戯心で少しからかうように聞けば彼は微塵も嫌な顔を見せず、逆にもっと嬉しそうに
跡部「これまでの人生で1番かもな」
貴方「そんなに？」
大袈裟だなぁそう思っていると突然景吾の顔が真剣になって止まった
跡部「……中学を卒業しても、大人になっても俺はAの隣に居たいと思っている。……何より、いや…長々しく言うのは柄じゃねぇな。形を変えてもAの隣にいさせてくれ。俺の人生の全てをAに捧げたい。だから…立海のが終わったら俺とずっと……貴方「いるよ？家族なんだから当然だよ」
？？彼は何を言いたいんだ？何かを凄く重く捉えてる？
でもまぁ、簡潔に言えばこれからも一緒にいよ！ってことだよね？
何回も言ったと思うけど何が不安なんだろ？
跡部「違う…違うんだ…俺はAと……」
景吾の顔が曇って泣きそうになりながらへなへなとその場に座ってしまった
貴方「ど、どうしたの？何がそんなに辛いの？」
えぇ？さっきまですごい上機嫌だったじゃん…
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かるぴん(プロフ) - 相変わらずめちゃくちゃ面白いです！面白すぎて寝不足です！笑 最近寒くなってきましたが、みょん助さんお変わりないでしょうか？ (11月25日 3時) (
レス) @page32 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
イッチー - また中3編の設定、お願いします。 (7月6日 1時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)
NEOみょん助(プロフ) - わーい！久しぶりのコメントですね！お久しぶりです！私も嬉しー！ (5月22日 22時) (レス) id: 07dcb2079d (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 久しぶりの更新嬉しいです。 (5月22日 2時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)
はむはむ - おkです頑張って探しますね！！ (2023年4月23日 9時) (レス) id: 7ee92c5d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん助 x他1人 | 作成日時：2022年9月23日 13時
