新たな1歩【神の力を持つ少女特別編】 (ページ10)

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「いくよー

10、

9、」

カウントダウンが始まると、

雄英のみんなは

バラバラに散らばっていく。

…協力じゃなく、単体で。

個人で頑張るってことか。

まあ鬼ごっこだから、

固まっていては

捕まってしまうリスクが高くなる。

散らばるのが普通。

「…2、

1、

…0」

「植物たち、

どこに雄英生がいるか教えてください」

プラトが植物に向かって話しかける。

「……あそこのビルの中に2人、

住宅街の路地裏に2人、

公園に1人、

川の中に1人、

住宅街の屋根の上に3人散らばってる、

…そして、デパートの中に1人。」

「「「「了解。」」」」

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グラス・プラト

個性植物

植物を操ったり、

植物の言葉が分かったりするぞ！！

植物が大好きで、

植物は雑草でも絶対踏まないらしいぞ！！

自然が多い田舎が大好きなんだ！！

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「…俺はコンクリートんとこいく、」

「私川のとこ。」

「じゃあ私デパート行ってくる」

「僕は公園。」

「…じゃあ私と絢乃で住宅街ね、」

「…ええ、」

Hero Schoolの特徴は、

なんと言ってもこのチームワーク。

…自分の力を十分に発揮できる場所で、

自分が出来ることをフル活用して。

…単体でそれに叶うとは、

思えないかな。

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【⠀デパート】

「ここなら部屋も多いし、

見つからないよな。

……てかまじで広すぎじゃね、」

デパートにいたのは

上鳴電気。

「それにしても絢乃さん可愛いなぁ…」

「…みーつけた。」

「…へ、」

気づいた時には遅い。

「掃除機！！」

上鳴に向かって掌を向けるヒカリ。

すると、

「うお！！！？」

すごい吸引力で、

掌に向かって吸い込まれていく。

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エレクト・ヒカリ

個性電化

電化製品に触れると、

その機能を身体で使えるようになったり、

それを操れたりするぞ！！

最近では科学の進歩により、

使える機能も多くなって嬉しいらしい！！

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「やっぱり最近の電化製品ってすごいわよね！」

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