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会話が無くなり二人で静かに並んで歩いていた
お互い、今日は色々あった気がする
…お互いって言っていいのかわかんないけど…
黒尾くんは告白されたんだもんね
それに変なところもたくさん見られた…
…さっきも泣いてしまったし。
肩を並べる微妙な距離に少し緊張しつつも胸が痛い
黒｢…あー、えっと｣
すると黒尾くんは気まずそうに口を開いた
黒｢…あの今日……なんでアイツに手を…｣
気まずそうにこちらを見ながら、そう聞いてきた黒尾くん
……教室での事かな
｢…あの時は本当に助けてくれてありがとう
すごい困ってたの…｣
手は離してくれなかったにせよ、髪を触る手を離してくれただけでも距離は空いたし…
黒｢素直に言ったら良かったのに、繋ぐの嫌だって
優しいから首振ってたけど｣
黒尾くんの言葉に私は何も返せない。
｢…友くんも、彼も……不思議だよ｣
……あ、でも友くんは顔赤くしてたっけ…
黒｢……何が？｣
私の発言に黒尾くんは前を見たままそう答えた
｢……黒尾くんも…夜久くんも｣
さっきから私は黒尾くんの質問にちゃんと答えていない
答えづらい…？
友くんとの体勢を何故か言いにくくて、隠したい気持ちが大きくなった
すると黒尾くんがいる方の手に温もりが広がって、思わず息が止まりかける
｢……顔も赤くせず、そういう事をできる
慣れてるみたいだから不思議なの…っ｣
また私の体の熱は上がっていくし、それと同時に強く胸が締め付けられる
……なんで…
黒｢……前にも言ったでしょ｣
黒尾くんはきっと、私が黒尾くんと夜久くんの名前を出した時に言いたいことがわかったんだろう
…だからみんなと同じようにからかって…
黒｢…俺だって慣れてないよ｣
いつか、黒尾くんが私の手を取って自分の頬に当てた記憶が蘇る
何となく、少し黒尾くんの方を見ると頬が少し赤いようにも見えた
黒尾くんによるからかいはまだ終わっていないからか、手は繋いだまま。
離さないといけないのは分かってるのに。
｢……友くんも、彼も夜久くんの真似って言って私をからかってるの｣
ようやく黒尾くんの質問への答えが思い浮かんだ
苦しい
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PUPU(プロフ) - は る くさん» 更新遅くて申し訳ないです(´；ω；｀)そして嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年5月26日 21時) (
レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
は る く(プロフ) - ノンストップで読んじゃいました。。。続き楽しみにしてます！！！ (2020年5月23日 16時) (レス) id: 20d1569ebb (このIDを非表示/違反報告)
PUPU(プロフ) - redstarm53さん» 少しでもそう感じてもらえてるなら良かったです！ありがとうございますm(_ _)m (2020年5月21日 10時) (レス) id: 1af456bb3b (このIDを非表示/違反報告)
redstarm53(プロフ) - むちゃくちゃドキドキして、すごく焦ったくて、めっちゃ青春って感じです！！！続きをいつも楽しみにしています。更新ありがとうございます！ (2020年5月21日 0時) (レス) id: cfdf260033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PUPU | 作成日時：2020年5月5日 11時
