雰囲気 ページ16
玲於side
夜
今日は珍しく2人で宅飲み
俺、いつも外で飲んでくるからさ
一緒に飲めるのが嬉しいのか、お酒に弱いAも今
日は飲む!なんて言って、ジュースみたいなやつち
びちび飲んでる
玲於「そんなんじゃ絶対酔えねぇって」
『ええ…酔わなくちゃいけないの?』
玲於「酔えるからいいんじゃんー」
なんて言いながらAに寄りかかる俺は既にちょっと酔ってる
嬉しそうに飲んでるAがなんか可愛く見えて、う
ん、なんか結構飲んじゃった
玲於「ねー、俺酔ってる?」
『……可愛い、』
玲於「は? 笑」
『玲於ちゃんじゃん、もう。可愛すぎる!』
玲於「ゔっ」
そう言いながらバッて抱きついてきたA
でた、不思議ちゃん。え、なになに、玲於ちゃん?
言ってる意味が全然わかんないんですけど
……てか、また可愛いとか言われたし
玲於「男はね、可愛いとか言われても嬉しくないから」
『そうなの?でも、玲於くん可愛い…』
ほんっとわかんねーヤツ、これだから天然は…
俺より年下のくせに、いつも可愛い可愛いって言いやがって
もっと言って欲しい言葉あるのにさ、天然Aちゃ
んにはわかんないか
玲於「お前は一生ぶすでいいよ」
『え、ひど!』
俺の言葉にバッて顔上げて、ぶすとか言われてる割
にはなんか嬉しそう
玲於「なんで笑ってんの?ドMなの?」
『私もう、玲於くんのぶすは愛情表現として受け取ってるから』
玲於「頭おかしいんじゃね」
2人で顔見合せてケラケラ笑っていて、ふと気づいた
…あ、顔、近い
すぐ俺の目の前に、くりくりの目とちっちゃい鼻と
ぷるぷるの控えめな赤ちゃんみたいな唇があって
俺がじっと見つめているのに気づいたのか、Aも
笑うのをやめて、俺をじっと見つめてきた
『…玲於くん?』
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愛桜(プロフ) - 続きが気になりました。更新楽しみにしてます。 (2021年1月9日 7時) (レス) id: 50d985a3f8 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 面白いです!応援してます! (2020年3月22日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
望月 - 小説読ませていただきました!凄く甘々で、でも玲於君なデレ方で凄く好きです!続き楽しみに待ってます! (2020年3月17日 22時) (レス) id: 04920b49ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるちゃ。 x他1人 | 作成日時:2019年10月1日 23時