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あたしん家の住所をナビに打ってから、進みはじめた頃









『 高1ん時やねん、留年したん。』









「 うん。」









『 毎日遊び過ぎてな、気がついたら単位足りんなっててん。』









あの頃は楽しかったわ〜なんてしみじみ語ってる平野紫耀。









けどその顔はちょっと寂しそうで。









『 噂とかで俺が留年したってまわってると思っててんけどな〜』









「 多分まわってないと思うけど…。」









『 そっか〜。



お前ん家意外と遠いな。』









「 まあね〜。



てかお前呼び止めてくんない?」









なんか腹立つ。なんて言ってみたり。









『 はいはい、じゃあAな〜。』









「 なっ…、呼び捨て!? 」









『 なに、Aちゃーんとか呼ばれたいわけ?(笑)』









鼻で笑ってあたしを見る平野紫耀 。









「 ちっ、違うから!!




ただ、なんか馴れ馴れしいなって思っただけ!」









『 そーんなことないやん!



じゃあ逆に、俺のことなんて呼ぶん? 』









「 …、平野紫耀 。」









『 ……、プッッ!




平野紫耀って!(笑)




フルネームとかほんまおもろいなお前!(笑)』









「 またお前って…。」









『 あー、すまんすまん。




あ、俺のこと紫耀って呼べや。』









「 分かった。」









『 はい、じゃあ呼んでみて。』









「 紫耀…?」









『ははっ、なんで疑問形やねん(笑)』









「なんとなく?」









『 ほんま最高やわ、A!! 』









なーんて、たわいもない話をしてたらあっという間にあたしん家に着いた。









*









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れぃめろ(プロフ) - いつも楽しく読んでます!これからも頑張ってください!笑笑 (2016年12月4日 20時) (レス) id: 6c9f8af92b (このIDを非表示/違反報告)
あゆか(プロフ) - とても面白かったです!これかもがんばってください! (2016年10月13日 21時) (レス) id: 0cde067717 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーちゃん(プロフ) - はるちさん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます! (2016年10月13日 1時) (レス) id: a94194b099 (このIDを非表示/違反報告)
はるち - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月10日 12時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴーちゃん | 作成日時:2016年10月6日 22時

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