70 ページ30
.
「カァー!カァー!」
宇随「!」
Aを待っていた宇随の所に一匹の鎹鴉が来た
宇随「お前はAの鎹鴉か?」
「Aカラダ!」
宇随「これは……!」
鎹鴉が持っていた物を貰った宇随は驚いた
それはAが着けていた蝶の髪飾りだった
「後、Aカラ言伝ダ!」
__A『……私の宝物を預けるんです。傷付けたら許しませんからね』
宇随「……ハッ、怖ぇー女」
ニヤッと笑い宇随は髪飾りをしまう
宇随「良いぜ!お前の信頼にド派手に答えてやるよ!」
___
__
_
伊之助が鬼の食糧庫を見つけ出した
帯には色んな女性が閉じ込められていて
その中には善逸や宇随の嫁の姿もあった
伊之助の侵入に気付いた帯が彼に攻撃するが
人間を溜め込み過ぎているせいか
動きが遅く伊之助は取り込まれている女性達を解放しながら戦っていた
途中宇随の嫁であるまきをと須磨も加勢した
そしてさっき伊之助が解放した中には宇随の嫁達だけではなく
__「……ありがとう、ここを見つけてくれて」
伊之助「!」
一瞬にして帯が斬れて、先程より多くの女性が解放される
「お前ッ!!!」
伊之助「花柄!!!」
A「……」
須磨「隊服着てるってことはあの人も鬼殺隊の人ですかね?」
まきを「あの人は確か天元様と同じ柱の方の……」
A「……宇随さんのお嫁さんですよね?お二人ともご無事でなによりです」
「馬鹿ね!!人間を解放すればする程あんた達が追い込まれるのよ!!」
A「……それはどうかな?」
__「雷の呼吸…壱ノ型_"霹靂一閃・六連"」
A「……無事で良かった」
落第の音共に善逸の型が放たれる
彼の姿を見て、Aもホッとする
「(今、音が二つ鳴らなかったか?
落第のような音が重なって二つ鳴った
一つは
もう一つは上から!!!」
天井からドゴォン!!!と爆発音が響くと同時に風が吹く
A「……さぁ、来ますよ。柱一のド派手な方が」
「(風!?風穴が開いたの!?地上から何をしたらここまで穴を開けられるのよ!?)」
伊之助「なんだァ!?」
「(いる………誰か入ってきた)」
土煙が晴れ、姿を現したのはAの予想通り__音柱・宇随天元だった
「!!?(この気配!!あの女と同じ!!柱……!!?)」
宇随「………」
967人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もか(プロフ) - やっぱり何度読み返しても素敵な作品です!!!好きです!!! (1月7日 17時) (レス) id: d8c4eb9a81 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 神レベルで面白いです!! 頑張って下さい! (4月17日 19時) (レス) @page42 id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまみやはくり(プロフ) - ほわー!!!作者様更新ありがとうございます!!めっちゃ更新楽しみにしてました!!どうか作者様のペースで更新してくださいませ!私いつまでも待ちます(真顔) (4月15日 22時) (レス) @page42 id: 0bb6841a40 (このIDを非表示/違反報告)
rei - お願いします。どうか完結まで更新してください! (2023年3月12日 5時) (レス) @page40 id: e7f57e0588 (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - これからの夢主の行動がとても楽しみです。 (2021年5月8日 9時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆき | 作成日時:2020年11月29日 22時