５６ ページ16
.
A「(本気を出してないとはいえ、この速さでも一般隊士は私を目で追えないはずなのに………
何で、何で柱でもない君に
全集中・常中を会得したばかりの君に
下弦の鬼と互角に渡り合えるようになったばかりの君がッ
私を目で追えるのよッ！！！！)」
時透「…………」
ねぇ、Aさん僕知ってるんだよ？
Aさんが足の速さのことだけは誰よりもプライドが高いことを
柱同士や柱と同等の力を持つ隊士なら本気を出すけど
それ以外の者には絶対に本気を出さないことを
A「ッ………！！」
炭治郎「ああああッ！！」
A「(まずい！まずい！！飛ぶより走る方に切り替えないと捕まるッ！！
でも柱で随一速いと言われている
花柱である、
そして竈門炭治郎に対しては絶対に
A「(そんなの"私の"プライドが許さない！！！！)」
"走らされる"という行為にされるという屈辱を自分自身が許さないことに
時透「ほんと悔しいよ………」
しのぶ「？」
時透「僕なんかより君の方がずっとAさんの近くにいるじゃん」
しのぶ「時透くん………」
A「何でっ！！何で私なのよ！！師範に言われたから！？胡蝶さんに言われたから！？」
炭治郎「違います！！！俺は言いました！！！
"俺は俺自身が貴女の継子になりたい"と思えるようになりたいって！！！
だからこれは俺自身が決めたことでカナエさんやしのぶさん、煉獄さん、時透くんに言われたからじゃない！！！」
A「なら私なんかより煉獄さんの方が君を強くしてくれる！！！
君が悩んでるヒノカミ神楽にも真剣に向き合ってくれる！！！
あの人の継子になった方が君にとって得なことばなりなのに………
それなのに何故煉獄さんではなく私なの！！？」
炭治郎「勝手に決めないで下さい！！！！」
A「ッ！！！」
炭治郎「たとえAさんがそう思おうと俺は煉獄さんではなくAさんを選んだんです！！！
Aさんが良いんです！！！
Aさんじゃなきゃ駄目なんです！！！」
A「ぁッ！？(しまった！！着地地点を誤った！！羽織に触れられるッ！！！)」
炭治郎「………」
そのまま掴めば炭治郎の勝ちだったのに炭治郎はわざとなのかそれともただ単に掴み損ねたのか、羽織に触れなかった
時透「！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 965人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もか(プロフ) - やっぱり何度読み返しても素敵な作品です！！！好きです！！！ (1月7日 17時) (
レス) id: d8c4eb9a81 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ(プロフ) - 神レベルで面白いです！！ 頑張って下さい！ (2023年4月17日 19時) (レス) @page42 id: 2cdbc326e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまみやはくり(プロフ) - ほわー！！！作者様更新ありがとうございます！！めっちゃ更新楽しみにしてました！！どうか作者様のペースで更新してくださいませ！私いつまでも待ちます(真顔) (2023年4月15日 22時) (レス) @page42 id: 0bb6841a40 (このIDを非表示/違反報告)
rei - お願いします。どうか完結まで更新してください！ (2023年3月12日 5時) (レス) @page40 id: e7f57e0588 (このIDを非表示/違反報告)
shi69mahuro4ki(プロフ) - これからの夢主の行動がとても楽しみです。 (2021年5月8日 9時) (レス) id: 4ed5b60c3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆき | 作成日時：2020年11月29日 22時
