【男主】森の中の小さなお店【 BL 】

No,30 ページ32

ガラガラッと教室のドアを開けると、先生が立っていた。

っ！？びっくりしたんですけど‥‥‥

先生「あ、あの、望月さんですか？」

A「あ、はい」

そう言うと先生は安心したように、ため息を吐いた。

A「どうかしたんですか？」

先生「いや、
理事長から『望月さんのクラスを間違えた』‥‥と伺いましたので、本来のクラスに案内します」

ニコっと笑って、案内して来た。

A「あぁ、学年が違うのか‥‥‥」

先生「そうなんです‥‥すみません、２年生でした」

彼奴らは３年で僕は２年か‥‥‥確か、校舎違うんだよね？

１・２年と３年に分かれてるって聞いたんだけど‥‥‥。


先生「ここです‥‥‥そして担任は私です‥‥すみません、すみません」

この先生、めっちゃペコペコ頭を下げて謝ってくるんだけど‥‥‥
そんなに謝られると、こっちが申し訳なくなってくるな。

A「全然大丈夫です」

先生「それでは、呼びますので、お願いします」

最後までペコペコしてたな‥‥‥そんなに謝られる事されたか？

先生「も、望月さん……どうぞ」

A「はい」

教卓の前まで行き、教室内を見渡す。あれ？あの子って‥‥‥藍美ちゃんだっけ？２年なのか‥‥。

先生「自己紹介お願いします」

A「はい。名前は望月A、質問ありますか？」

『質問です』と色々な人が挙手した、藍美って子にするか。

藍美「怜様と涼様との関係はどうなってるんですか？」

どうなってるも何も、出会いが『俺の嫁になれ』だからな‥‥‥

藍美「えっ！？お二人にそんな事言われたんですの！？」

え？心読まれた？サトリ？

藍美「そうですわ！私は名前が無かったのに‥‥‥涼様に付けてもらったんですわ！

A「へ〜、で？他は？」

藍美「では、貴方が例の魔法使いなんですの？」

この喋り方やめて欲しいな。

A「そうだよ、他は？」

藍美「以上ですわ‥‥‥」

何でテンション下がってんの？僕なんか悪い事した？

先生「じゃあ、席はドア側の空いてる席に座ってください」

A「あ、あぁ、はい」

ドア側か‥‥‥すぐ帰れるな。




昼休み
‥‥‥中庭とかで散歩するか




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こんにちは、アルル・エリです！

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最近低浮上気味‥‥‥受験勉強は辛い‥‥‥(まだ受験する年齢でも無い)

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