No,19 ページ21
A「……ん、んん？」
ここ何処？何か黒くて何もない部屋？みたいな所にいるんですけど。
え？夢だよな？現実なわけないしな。
戸惑って居ると、黒の背景から黒の影が出てきた。
A「？」
何あれ？黒の影は僕より身長は大きい……
こういうのは見慣れてるんだけどな……何だろう、恐怖心を抱いてる？
僕はこれが怖い？
そんなわけ無いはず……仕方ない、魔法を使うか……って無い！魔法陣を描く杖がない！なんで？
そんな事を思って居るうちに、影は近くまで来ていた。
A「……ひっ！」
手みたいなものが、僕の頬に触れた。そして、僕を無理矢理立たせた。
A「だ、誰ですか？半妖ですか？妖怪ですか？」
仕方ないから聞いてみたけど、何も答えない。それどころか、僕をどこかに連れて行こうして来た。
僕の後ろに立ち、背中をトントン押してくる。仕方なく、歩いて部屋のドアの前に着いた。
A「ここは？」
『開けろ』と言いたいのかドアノブをツンツンしている。……なんか可愛く見えて来た。
ドアノブを開けると光が見えた、眩しすぎて目を瞑った瞬間、何処かに飛ばされた。
目を開けたら、王様が座る椅子……王座みたいな物が置いてあった。
隣には、本がずらりと並んだ本棚があった。王座の前にはソファーとテーブルがあった。
A「何これ……部屋？」
しかも、黒の影が居なくなっている。「何かをしないと」と思ったから、本棚を見てみる。
本に触ろうとしたら、何処かから『君、そんなに勝手に触っちゃうの？』と聞こえた。
A「っ！……誰が居るのか！？」
僕が聴くと『君が居る場所には居ないよ』と言って黒い影が現れた。
A「……っ！」
び、びっくりした……急に現れないで欲しいね。
黒い影がドンドン歪んで来て人の形になり色も出て来た。
？「どうだい？僕の姿だよ」
A「お前、誰だ……？」
？「あぁ、A、君は魂が美しいなぁ。喰べたいぐらいだ」
ニタァっと笑って言ってきた。な、何だ？体が動かない。魔法で懲らしめようとしたのに……なぜ？
？「可愛いねぇ……僕の……A」
何言ってんだよ、コイツ……気持ち悪いかよ。そう思いながら、『キッ』っと睨みつけた。
？「……どうして、どうして僕を受け入れてくれない……僕の何が悪いんだい？」
半泣き状態を前にしても、
思う事が『……いや、全部だよ……理不尽すぎでしょ。』何だけど、僕は冷たい？
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白玉(プロフ) - 夢主くん書かせて頂いてもよろしいですかね？ (2018年4月30日 11時) (
レス) id: ac3b251d7a (このIDを非表示/違反報告)
アルル - 氷狐さん» ですよね！魔理沙LOVE！特にアニメのが一番好きです！ (2018年4月24日 22時) (レス) id: 4302667575 (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - 魔理沙だぁぁ!魔理沙大好き!可愛い！ (2018年4月24日 22時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
アルル - 快楽さんさん» そうですよ！私は東方で魔理沙推しです！ (2018年4月14日 21時) (レス) id: 9102c4653b (このIDを非表示/違反報告)
快楽さん - 東方知ってるぜ！マスパって魔理沙のスペルカードですよね？ (2018年4月14日 20時) (レス) id: f253c0cddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルル・エリ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2018年4月10日 0時
