番外編1 ページ38
【夏休み明け】
緑谷side
「えー、紅月も復帰したということで、今日は転校生を紹介する。」
「「胸熱イベント来たァァァ」」
「男！？女！？」
「はーい！可愛い女の子希望！」
「右に同じく！」
大騒ぎするクラス内。
相変わらずこのクラスは中がいいなぁ。
隣の席に座る彼女をチラリと見る。
二学期に入って一週間。
復帰したばかりのAちゃんも、今ではすっかり馴染んできた。
以前よりも表情豊かになった彼女は、ニコニコと嬉しそうにしている。
Aちゃんも転校生が楽しみなんだな。
「残念だが男だ。まあ、顔は整ってるな」
相澤先生の一言で、男子勢は途端に静まり、反対に女子は心なしか嬉しそうな顔をする。
そんな中、Aちゃんだけが変わらない表情で頬をピンク色に染めていた。
まさか。
…いや、そんなはずないか。
一瞬寒気がしたが気のせいだろう。
「…入ってこい」
開いた扉から入ってきたのは。
その、まさかだった。
「名前を言え」
「…紅月弔。よろしく」
お前よろしくする気なんてないだろ。
と言いたいくらいに、無機質に告げられた言葉の羅列。
着崩した制服は意外にもよく似合っているが、雄英の制服を着ていることに違和感を覚える。
『うふふ、弔だ〜』と緩やかに笑い手を降る隣の彼女を除いて、教室中が固まった。
((いや、おまえかよ!!!!))
クラス中の全員がそう思ったに違いない。
(転校初日)
(彼はAちゃんの前の席になった)
(事あるごとに後ろ向いてキスしてる)
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のえたん(プロフ) - akuaさん» リクエストありがとうございます。書かせていただきます(^o^) (2019年6月18日 15時) (
レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
akua(プロフ) - リクエストお願いします！弔が個性で子供になる話読みたいです！ (2019年6月18日 10時) (レス) id: 00971fdcab (このIDを非表示/違反報告)
のえたん(プロフ) - レイさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2019年6月16日 14時) (レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - のえたんさん» リクエストよろしいですか？弔と夢主ちゃんがヒーロー基礎学の授業に出るお話を書いてほしいです！ (2019年6月15日 23時) (レス) id: d0447010f9 (このIDを非表示/違反報告)
のえたん(プロフ) - ここまで読んでいただきありがとうございます！番外編もがんばりますので、よろしくお願いします(^^) (2019年6月9日 15時) (レス) id: ee02f97984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のえたん | 作成日時：2019年5月10日 17時
