09:初めての拒絶 ページ9
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side TH
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YG「うおっ…お前がいんの、珍しいな」
TH「ヒョン…、まぁ、ちょっと」
YG「ジミンは？」
TH「昼。」
喫煙室の中、ユンギヒョンが煙草を咥えては煙を吐き出す。
俺もそれに倣って苦々しい味の煙を吐き出しては、携帯のメッセージを睨む
YG「…何つー顔してんだよ」
TH「ユンギヒョンってば俺の顔に見惚れたー？」
YG「んな顔した奴に女でも見惚れるかよ」
わかってる、俺の顔が苦いのは。
口に咥えた煙草を強く噛んで、何度も携帯を睨んだり言葉を打ち込んでは消したり。
YG「随分落ちてんな、お前」
TH「……そう？」
YG「じゃなきゃ昼すっぽかして喫煙所にいるかよ」
俺が何かあったらユンギヒョンを行きつけの喫煙室で待ってることを、多分見抜いてる。
この苦くて仕方ない感情を緩和したくて、苦々しくて好きじゃない煙草まで吸ってるのに気分は優れない
YG「お前、結婚すんのか」
TH「…したくない」
YG「するかどうかで聞いてんだよ俺は」
眠そうで冷静な瞳が鋭く俺を射抜く。
TH「……どうだろう、多分しない。」
YG「あの女、俺の部署に来ては匂わせてんぞ」
TH「ピアス買ったの間違いだったよねー…」
俺がプライベートで付けてるお気に入りのピアス。
それの小さめの女性用を見つけて、Aに、と思って机に置いておいた。
でもそれを偶然帰ってきたリラが見つけた、自分のと勘違いしてプレゼントするしかなかった
TH「もっと上手くやれば良かった…」
そうしたら、Aは今頃俺とお揃いのピアスを付けてくれてたかもしれない
TH「…ユンギヒョン、」
YG「お前が悪い」
TH「まだ何も言ってないのに」
はぁー、とガシガシ頭をかいてから、咥えてるだけの煙草を当て付けるように灰皿に強く押し付ける
俺が悪いのはわかってるよ、でもAは本当に体調が悪い？
Aが俺の誘いを断るなんて今までなかった
TH「…ヒョン、俺先に戻る」
YG「テヒョン、」
呼び止められて足を止める。
振り向きはしない。
YG「……あるのが当たり前って思うなよ」
TH「…何それ、」
だから焦ってんじゃん。
ーーー…Aが離れてくかもって、
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さや - 大好きです！応援してます (2020年10月4日 18時) (
レス) id: 4e28762ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - knnntrkさん» 有難うございます、テヒョンを応援してくださっている方が本当に多くて愛され具合と申し訳なさが凄いです…(笑) 続編で話数さえ足りればアナザーやif物語を検討してみますね、一先ずは本編の更新を頑張ります！ (2019年10月31日 19時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
knnntrk(プロフ) - す。本編ももちろん応援しています^_^ (2019年10月31日 3時) (レス) id: 0c0320d085 (このIDを非表示/違反報告)
knnntrk(プロフ) - この作品大好きです。他の方もコメントされてますが、タイトルを見るからにジョングク落ちだとわかってはいても この作品のテヒョンが好きすぎてテヒョン落ちを願ってしまいます！余裕がありましたらぜひアナザーストーリー見てみたいで (2019年10月31日 3時) (レス) id: 0c0320d085 (このIDを非表示/違反報告)
ただのルート(プロフ) - のあさん» コメントの方を有難うございます、そして落ちはもう題名を決めた時から既に決まっていたので…本当に申し訳無いです、話数さえあればifとして作れると思いますので少し検討してみますね！ (2019年10月29日 2時) (レス) id: 218d49cba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2019年10月2日 9時
