正真正銘のお姫様と王子様【岩田剛典】

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貴女side





剛「俺は大丈夫だから。



おい、きらり！



お前さ本気で消されたいの？




散々コイツの悪口言いやがって。




何デラタメな事言ってるんだ！





俺はずっと昔からコイツに心の底から惚れてんの。





ずーとコイツ一筋なんだわ。








だから脅されてるわけでもなく、







ビジネスパートナーでもない。






何、俺からAを取ろうとしてんの？





Aを俺からとるやつは絶対に許さねぇ。







例えそれが男だろうが女だろうが先輩だろうが





誰だろうが変わらない！







分かったらもうコイツを傷つけることはするな。





何をしても俺はコイツ以外の誰かを





好きになることは無い。」






人の目を気にせず怒鳴る剛典。





私以外の人は好きになることは無いと




言ってくれた。






心の底から嬉しかった。








健「何やってるんや。この女ここから出せ。





岩ちゃん、A大丈夫かぁ？」







騒ぎを聞き駆け寄ってきてくれた健ちゃん。









貴「健ちゃんごめん。




パーティーめちゃくちゃにしちゃって。





迷惑かけて本当にごめん！」








健「何言ってるんや。




まだパーティーは始まったばっか。



ほら、岩ちゃんと着替えておいで。




外に執事待たせといたから。





それに、迷惑なんて思ってない。




ほら、はよ着替え行きーや。」







剛典に起され着替えに向かう。







周りの目が怖くてずっと下を向いていた。









私を支える剛典の腕だけが温かかった。

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