幼なじみ_5 ページ5
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相手が頭のいい廉だと余計気に食わなくて・・・
−−−−バシっ、。
思いっきり彼の肩を叩いた。
廉「いったッ!!はっ、なんで?」
これが私に出来る唯一の反抗。
だけど廉だって黙ってなくて、、私のおでこに容赦なく強めのデコピンをしてくる。
『いったッッ!!、ちょっと!!私女なんだけどっ!!!』
廉「そんなん知らんわ(笑)」
弁当のおかずを食べようとした廉だけど、みんなと利き手が違う彼は私に肘を当ててくる。
『ねぇ今胸に当たった』
廉「被害妄想すんなって!!」
なんて、私達からすればよくあるノリの話なんだけど・・・
−−−−ビシャァァァッっ、!!!!!
その瞬間、私達の方に勢いよく飛んできたのは水道水の冷たい水で、、
それは綺麗に私達にかかってしまった。
廉「冷たッっ」
誰だ?と睨み目でその方向に顔を持っていけば、、
岸「お前ら何イチャイチャしてんだよ!!」
恐らく、いや私達に水を掛けてきた犯人は優太なのだろう。
『別にイチャイチャなんか・・』
否定しようとしたのに
廉「イチャイチャしたらアカン理由でもあるん?」
『はっ?』
私に肩を回して何やら得意げに微笑むから恐ろしいったらありゃしない。
ギューッと自分の方に引き寄せるから廉と私の距離はとても近くなる。
岸「離れろって」
廉「別にA嫌がってへんし!!」
眉間に皺を寄せて私の顔を見てくる優太。
彼は何でも信じるから誤解なんて簡単にしそうだ。
岸「お前らってそんな仲良かったっけ?」
廉「おん、そうやけど」
『ちょっと』
さすがに調子に乗りすぎだ、と。
廉の手を払って今度は軽く蹴りを入れた。
だけどそれを見た優太は何を思ったのか
岸「ふーん・・そっか、」
水鉄砲で遊ぶのを辞めて、脱いでいたブレザーを着直す。
廉「分かりやすっ」
それを見て笑ってる廉だけど、私からしたら超迷惑行為だ。
『いらん事しないでよッ!!』
廉「ええやんっ、面白いねんから」
自分と関わりがないからって、そうやって私達をオモチャにしないでもらいたい。
何が厄介って
紫「え、岸くんじゃなかったの?」
純粋に騙されてしまう奴がいるということ。
『ほらっ馬鹿は本当に馬鹿なんだから!!、もうっ』
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涼杜兄妹(プロフ) - まっすぐすぎる岸くんの言葉が素敵でした!!一生って言い切る岸くんカッコ良すぎます!muheさんの作品だいすきです!これからも応援しています♪ (2020年11月4日 18時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
あお - インスタもフォローさせて頂いてます!お話の続きすごく楽しみにしてました!廉くんの屋上の去り方が、切なすぎるけどかっこよくて胸がギュッと締め付けられながら、泣いて読んでしまいました。体調にはお気をつけてください。またお話読めるの楽しみしてます! (2020年11月3日 23時) (レス) id: 3b6d47bc82 (このIDを非表示/違反報告)
モカ - とても素敵なお話ですね!面白いです!続きがすごく気になります!更新楽しみに待ってます!! (2020年4月22日 23時) (レス) id: 039decc541 (このIDを非表示/違反報告)
めい - とても面白いです!続きがすごく気になります更新頑張ってください (2020年4月15日 22時) (レス) id: f4173813d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 更新ありがとうございます!待ってました!また続きが気になります! (2020年4月9日 17時) (レス) id: d8f95672aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:muhe | 作成日時:2018年9月29日 0時