検索窓
今日:24 hit、昨日:27 hit、合計:1,138,507 hit

loveharassment_29 ページ29








廉「早よ降りろって!!襲うぞ?」







怒鳴るような廉くんの声に慌てて離れる。






彼は怠そうに立ち上がったのだが、、







『ねぇ、もしかして足痛めた?』






左足を地につけず、、少しぎこちない感じがしたのだ。






廉「は?なわけあるかッ」






そのまま来た道を帰ろうとした廉くんだったけど







廉「いッ・・、」






左足に体重がかかると苦しそうに足を抑えはじめた。






ヤバいって・・私、ガチめに怪我をさせてしまったかもしれない。






『ねぇマジでほんっとごめんッ』







彼の腕を肩に回して歩けるように支えてあげる。






そのまま保健室に向かうことにした。






だけど、うんともすんとも言わない廉くん、、







『ねぇ返事くらいしてよッ文句でも愚痴でも良いからさっ!!』






そうやって挑発したはずが、







廉「お前は?」





『へっ?』







予想なんてしてない言葉が飛んできて、私の頭の中は一瞬にして真っ白になる。






廉「やからお前は怪我してへんか?って聞いてんねん」







なんで心配してるのに怒られないといけないのか、、不器用な彼が見え隠れした。







『してないよっ・・ありがと』






また不機嫌になるのかな?って・・






近くにあると分かっていて、その綺麗な顔を自分の目で確かめたのだが






廉「おん、ならええねん、」







ずっと下ばっか見てて、素っ気ない感じなのに割と気に掛けてくれる、。






そういう優しさが何なのか、、





それがよく分からなくて私を最大に悩ますのだ。







−−−−ガラガラっ、。







『失礼します、』






保健室の引き戸を開けたはいいけど






「・・・・・・」






誰もいない、。






とりあえず廉くんをベッドに腰掛けさせて真剣に考える。






『ねぇそれ捻挫だよね?』





廉「いや見たらわかるやろ」







本人に聞こうかな、と、





でも大していい答えが返ってくるわけではない。






棚の中を漁って氷のうを手に取った。







すぐさま氷を入れて彼の足首に当てる。








廉「冷たッ」





『これくらい我慢してよ』





廉「なんでお前に手当てされなアカンねんッ」







まぁ、確かにそうなんだけど、そこまで言われるとカチンとくるものがある。






『だったら肩貸してあげないから一人で帰ってよ』





廉「は!?それはちゃうやろッ」







さて、何が違うんだか・・

loveharassment_30→←loveharassment_28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1245 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3919人がお気に入り
設定タグ:永瀬廉 , 平野紫耀 , 高橋海人   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

れんれん大好き小学6年生 - やばかったです。きゅんきゅんしました。心臓やばかったです。 (2019年1月13日 0時) (レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 面白かったです!題名とストーリーがとても合っていて…(*´`)次作も楽しみにしてます! (2018年10月9日 19時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 完結おめでとうございます。拗らせ過ぎてる廉くん可愛かった…私にも小中学の時にこうゆう男子がいて…好きとは言われてないけど、今思うと私の事好きだったのか?なぁんて思い出したり笑 面白かったです。 (2018年10月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 私、むへさんの小説が大好きです!特に廉くんが好きなので、ラブハラは嬉しすぎます!これからも頑張ってください! (2018年9月5日 20時) (レス) id: 9bfda2b59c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:muhe | 作成日時:2018年9月4日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。