loveharassment_11 ページ11
･
『あ、･･まぁ、そうだよね』
彼をこれ以上怒らせないようにと少し怯えながら麺をすする。
廉「で、どこなん？」
食べていた箸を止めて、丁寧に私の顔を伺ってくる。
だから私も箸を止めちゃうわけで、、
『うん、〇〇駅から歩いてすぐ』
素直に答えてみれば何やら難しい顔をしていた。
その反応を素直に読み取ることが出来なくて理解に苦しむ。
彼の反応を静かに待っていれば
廉「･･電車かよ」
まるで期待はずれ、と言うような感じ。
何を期待していたのか、。
廉「終電何時なん？」
『12時･･とかそんな感じ、？』
そこまで遅く外を歩いていることがないから終電の時間なんてきちんと把握していない。
何となくで大体の記憶を辿りながら廉くんに伝えれば
廉「ふーん･･そうなんや」
自分から聞いといてそこまで興味のない感じ、。
じゃぁ、なんでわざわざ聞いてきたんだよ･･って言いたいところだけども。
廉「つまんな」
そう吐き捨てた廉くんはとことん不機嫌なオーラのままだ。
何がそんなに面白くないのか私にはさっぱりで。
黙々とラーメンを平らげると
廉「ほら帰んで？」
休む暇すら作らず店を出ようと立ち上がる。
急いで財布を鞄から取り出したのだが
廉「ご馳走様でしたー！」
レジにお札を2枚置いた君はお釣りも貰わずにそのまま外に出てしまった。
『え？あ、ちょ･･えッ！？』
意味が分からなくて店員さんと廉くんを行ったり来たり目で追ってしまう。
『ごっ、ご馳走様でしたっ、！！』
半分置いてけぼりな状況に廉くんを追わなければと店をすぐに出た。
『･･･あれ、？』
外に出れば制服の姿はどこにもなくて･･
一生懸命首を動かしてそのシルエットを探す。
だけどそれらしき人は見当たらない、。
そのまま一人で帰ってしまったのだろうか･･
探すのを諦めて一人で帰ろうとしていたら
廉「早よ来いって」
彼は歩いた道を戻って私の腕を掴んだ。
そのまま引っ張るからまた振り回される。
『今度はどこ行くのさッ！！』
廉「は？駅に決まってるやろ、お前まだ俺といたいんか」
それっぽい事を適当に並べて･･なんでそんなに自分勝手なのだろうか。
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れんれん大好き小学６年生 - やばかったです。きゅんきゅんしました。心臓やばかったです。 (2019年1月13日 0時) (
レス) id: 5a9046b055 (このIDを非表示/違反報告)
彩藍(プロフ) - 面白かったです!題名とストーリーがとても合っていて…(*´`)次作も楽しみにしてます! (2018年10月9日 19時) (レス) id: 0a70532ba2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 完結おめでとうございます。拗らせ過ぎてる廉くん可愛かった…私にも小中学の時にこうゆう男子がいて…好きとは言われてないけど、今思うと私の事好きだったのか？なぁんて思い出したり笑 面白かったです。 (2018年10月9日 3時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 私、むへさんの小説が大好きです！特に廉くんが好きなので、ラブハラは嬉しすぎます！これからも頑張ってください！ (2018年9月5日 20時) (レス) id: 9bfda2b59c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年9月4日 12時
