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▼6話▲ ページ7




雪『お姉、ちゃん…?』

さ「良かった…良かったっ…。」(涙)

私を強く抱きしめながら、涙を流すお姉ちゃん。

雪『お姉ちゃ、ん…さっきの揺れは…。;;』

お姉ちゃんに、さっきの揺れを聞こうとしたら…。


「爆弾だよ。」


後ろから声がして、私はその声の主の人物はすぐに
分かった。


雪『先…、生…?』


今まで、お姉ちゃんぐらい凄く尊敬していた、
“柊先生”が、教卓の上に立って私達を見下していた。

?「…今の、先生が爆破させたんですか?;;」

焦りながら先生に聞く、A組の人。

柊「ピンポーン!あ、因みにね、その上にもまだ
あるよ。」

すると、その下にいた人達が爆弾を避けるように
廊下の脇に寄った。

?「おい、ウソだろ…!?」

?「狂ってる…。」

A組の一部の男子が呟いている中、すると、瓦礫の壁に塞がれている方へ、4、5人の人が救助を呼ぶように大声で叫ぶ。

?「誰か!誰か助けて!!;;」

?「おーい!!誰か!!」

?「助けてくれ!;;」

皆んなが必死に叫んで助けを呼んでいると、後ろから柊先生が大きい声を出した。


柊「無駄だよ!!」


柊「皆んな自分の事でそれどころじゃない。

さぁさ、皆んな教室に戻ろうか。







“また爆発しないうちに…。”」


先生は、表情を変えずにそう言った…。


柊「…あ、雪。」

雪『((ビクっ!))』

私は突然名指しで呼ばれ、肩を震わせた。

柊「雪も、教室に入りな。」

3-Aの教室の方へ指を指す先生。

雪『…。;;』

私はお姉ちゃんの腕にしがみつきながら、3-Aの教室に入った…。


-3-A組 教室-

柊「今の爆破で君達は、この教室と隣の美術室、そしてトイレ以外は行けなくなった。

完全に退路を断たれたという事になる。」

柊先生が、淡々と全員に話す。

「全然話についていけないんだけど。」

「え、コレドッキリだよね?」

皆んな今の状況についていけないのか、呆然としている。

柊「勿論、“リアル”だ。」

柊先生は、呆然とする皆んなを、現実に戻すような
圧がかかっている声音でそう言った。

柊「因みにこの学校には、さっきみたいな爆弾が
至る所に仕掛けられてある。」

すると、さっき質問していた男の子が、柊先生に質問した。

「この教室にも爆弾があるって事ですか。」


柊「…1、2、3。」


柊先生は、教室の後ろ両端と、真ん中の天井に
指をさした。


柊「分かったら…、席に着こうか。」


雪『…っ…。』


爆弾がまた爆発するんじゃないか。という恐怖に、
私だけでなく、クラス全体が震えていた…。


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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます!!(´∀`*) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです!^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ!!!(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか? (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます!!頑張って話作りますっ!!(`・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年1月7日 17時

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