俺の話-5- ページ5
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「じゃあ続きはここからで、ここまでまとめとけよ」
努力している、徹夜している、そういう優太は講義中によく居眠りできるもんだ。
居眠りするから言っていたこととか書いていたものですぐ消したものが分からないで徹夜になるんだろう
廉「優太〜終わったで」
優「..ん、..あぁ！やっべ！！また寝た！」
廉「ここまでくると鉄板ネタやな」
サークルもとくに今日はないし
フルコマのAももうそろそろ出てくるだろうと中庭で待つ
A「あ、廉〜！チャリ助かった！！」
廉「ん、帰っぞ」
鍵を受け取ってチャリを取りに行きそのまま引いて帰ろうと思った。
それなのにAは声を上げて俺をひきとめる
A「人が少ない裏道で二人乗りして帰ろうよ！！」
廉「...お前歩きたないからやろ？」
A「それもあるけど懐かしいじゃん？」
夕方頃の裏道は本当に人が少ない
ここは都会なのかと疑うほどだ。
A「いや〜やっぱ廉の後ろはいいね」
廉「お前太った？めっちゃ重いで」
A「失礼すぎる、だから彼女出来なんだよ」
廉「悪かったな彼女出来なくて！」
彼女が出来ないんじゃなくて
好きな人を振り向かせることが何一つ出来ないからだ
なんて言えないし
今更になって振り向かせようと頑張っても
ただの幼馴染がなんか男っぽいことしてる、みたいな認識しかされないと思う。
そんな諦めじゃないけど、疲れた俺のメンタルに
‘ 彼女 ’というワードは影が薄く存在しているかいないかぐらいだ。
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少々怖かったが無事に帰ってきて、まずは湯を沸かして
そして洗濯物を取り出す。
よく乾いてる、出しておいて正解だった
ドンドンドン！！
ピンポンピンポン
A「れーん！開けて〜！！」
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やっぱり、コイツは疲れる。
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のんのん - めちゃめちゃ面白かったです！廉くん好きなので嬉しかったです。いつでも続き書いてもいいです笑結婚式とか見てみたいなぁ (2019年7月21日 8時) (
レス) id: fc09f0e23e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - めっちゃこのお話好きです！！sumikaのまいったっていう曲と合いすぎて勝手にすごい好きです！完結まで頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: f5c8033c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2019年5月6日 19時
