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先輩の言っていた通り、ムーディーの授業は最初からぶっ飛ばしだった。
四年生のひよっこに、「許されざる呪文」を実践して見せようというのだ。
最前列のユリはそのどれもを身を引いて見た。
あまり見ていて面白いものではなかった。
特に、「アバダ ケダブラ」……死の呪いは、強烈な緑の閃光とともに、ユリに頭痛をもたらした。
それに気づいたのはハーマイオニーだけで、彼女はユリを心配してくれたが、ユリは笑って誤魔化す。
授業終わり、夕食を食べて談話室に戻ったが、ハーマイオニーは図書館へ向かい、ハリーとロンは「占い学」の課題を済ませると言うので、ユリは一人になった。
これはありがたいことだった。
考えたいことがあったからだ。
小一時間頬杖をついてハリーとロンがでっち上げの予言を書くのを眺めながら思案していたが、ついに決心して立ち上がる。
「どこに行くんだい」
「スネイプ先生のとこ」
「今から？」
二人が困惑の声をあげるのを背に、ユリは寮を出た。
そして真っ直ぐ地下牢へ向かい、隣の研究室の戸を三回ノックした。
いつものように乱暴にドアが開いて、不機嫌面のスネイプが姿を現す。
「こんばんは」
「……」
「あの、相談が」
スネイプは何を言っても無駄なことを知っているので、最近はユリが用件を言い終えるまで何も言わない。
ただ黙って、眉間の皺を濃くしながら仁王立ちしているのみだった。
「ダンブルドア先生に、聞きたいことあって。でも、そういえばダンブルドア先生をどう捕まえればいいのか……」
「校長は今三大魔法学校対抗試合の準備でお忙しい」
「えー」
「深刻且つ急を要する用件か」
「……たぶん」
曖昧な返事にスネイプは眉を寄せたが、ドアを開きっぱなしにして部屋の奥に引っ込んだ。
話を聞いてくれるということだ。
いつもの場所に、いつものように向かい合って座る。
ユリは左手の中指をさすりながら、言葉を選んでいるような様子で口を開いた。
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あまね(プロフ) - いっぱいちゅき！ (2023年2月12日 23時) (
レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 不死鳥の騎士団編がみたいだけなのにTwitter運営さんはそれを許してくれないようですかなし (2023年2月12日 14時) (レス) id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - みや。さん» ま、また凍結されてますね、、、ついてないですね、、、🥺 (2023年2月12日 14時) (レス) @page46 id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - みやさんの不死鳥の騎士団見たいですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨ (2023年2月11日 19時) (レス) @page46 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
みや。(プロフ) - ダイアナさん» 一週間が経ってしまったので、移行しました。よろしくお願いします🙌 (2023年2月10日 13時) (レス) @page46 id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年9月21日 19時
