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「いいよ、本当のことだもの。マホウショウのお偉いさんがじいちゃんに会うタンビにいっつも説教してくるんだ。お前のじいさんは何をやっただの、何を壊して誰を殺しただのってさ」
そう言って肩を竦める。
それほど気にしていないようなので、ロンは安心してユリの鳥かごに目を移した。
「キミ、カラスを持ってきてるの？ペットはふくろうと、ネコと、ヒキガエルだけのはずだ……僕はしょうがないからお下がりのネズミだけどさ」
「うん。友だちがくれたんだ。カスガイガラスって言うんだって。ジョン・ドゥは人間の言葉をしゃべるんだよ」
「〈向かう先敵アリーッ〉」
「日本語だから何言ってっか全然わかんないけど」
父の友人のうちの一人には双子の子どもがいて、年も近いので仲良くしていた。
そいつらが入学祝と言ってくれたのだ。
「どうしてジョン・ドゥなんてつけたんだい」
「友だちに名前聞いたらそう言ってたから。”名無しの権兵衛”だって」
それだけ言って、ユリはくあ、とあくびを一つした。
「ごめん、寝てもいい？昨日ウキウキで寝れなくてさ」
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にはろ(プロフ) - 理緒さん» ご意見ありがとうございます！修正しました。今後ユリという名前に関する記述が少し出てくるかと思いますが、無視していただければ大丈夫です。 (2022年4月19日 21時) (
レス) id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - 名前ってユリになってるんですがリノを使いたいのですが変えれませんか？ (2022年4月19日 10時) (レス) id: 946438c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年1月24日 13時
