再び勉強会。 ページ47
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二週間後。
テスト一週間前なので部活がない。
正式入部したやっちゃんにお呼ばれして勉強会in谷地宅に参加していた。
なんか最近勉強会多いな。
それにしても、日向影山が数学の問題をそこそこ止まらず解けていて感動した。
やっちゃんと月島の努力の賜物だろう。
「そういえば影山、たまに赤点取って練習試合出れてなかったよねたまにじゃないけど」
「一言余計だボゲェ！及川さんに似てきてムカつくんだよ！」
「まあ私も及川さんなのでね、はは」
「クソ腹立つ！」
軽く茶々も入れながら進めているとあっと言う間に時間は過ぎて、日向影山が帰るという。
ひと山ふた山くらい越えているらしくて、まだ時間は四時半過ぎ。
やっちゃんが良ければこの後女子会でもしたいな、と思っていると、いつの間にか話題が白鳥沢に切り替わっていて、いつの間にかウシワカが居た(スピーディー)
「牛島さん、こんにちは」
顔見知りなので一応挨拶する。
頭の中で徹が暴れたので消した。
さようなら。
「ああ、五色が世話になったな、A」
ﾋｮｵ……ﾅﾏｴ……。
たたた確かにな、及川は徹で取られてるもんな、落ち着け落ち着け。
完全に萎縮しながら変な声が出ないように答える。
「いえとんでもないです。こちらこそ五色がご迷惑を」
そんな社交辞令を交わしていると、横からコイツマジかみたいな視線がビンビンに伝わってきた。
私もね、思ってるよ自分マジかって。
この人ユースだもんね、世界違すぎてもはや気軽(嘘)
「ユースおめでとうございます。頑張ってください」
「ああ、ありがとう。そろそろ行く」
そうして、日向影山は白鳥沢へ偵察に、ウシワカの後をついて行った(どうして？)
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作者名：にはろ | 作成日時：2020年3月5日 18時
