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｢藤澤さん、これ確認してもらってもいいですか？｣
｢はい。
…うん、大丈夫。これで確定していいよ｣
｢ありがとうございます｣
玉森くんは、言われたことは素直に聞くし、真面目だから教えやすかった。
わりと要領もいいので、これならすぐ宮っちに追い付くかも。笑
｢そこまでやり終わったら、今日は終了で。歓迎会に主役が遅れる訳にいかないしね。
私があとやっとくから、先に上がっていいよ｣
｢えっ、俺最後までやりますよ｣
｢ううん、今日はいいから。主役が遅れると課長たちがうるさいし笑。始められないでしょ？
私も終わったらすぐ行くから｣
｢そうですか？…じゃーお願いします｣
｢はい｣
｢早く来てくださいね｣
｢うん、大丈夫｣
そう言って残りの仕事を終わらせて、30分ほど遅れて他の社員数名と歓迎会に向かった。
店に入ると
｢おぉっ遅かったじゃないか〜早く座れ座れ〜｣
と、すでに出来上がっている課長が言った。
｢すみません｣
と言いながら案内された席に座ると、
｢藤澤、お疲れさま〜｣
と、小泉さんがビールを注いでくれた。
｢あーありがとうございます｣
新人さんたちは、上司たちに囲まれて笑顔はあるものの、緊張してる様子だった。
一方玉森くんはというと、女の子たちと楽しそうにワイワイ話していた。
すると宮っちがどこからともなくやって来て、
｢玉と全然喋れないんですよ〜｣と、嘆いていた。
｢まあ、しょうがないじゃん笑。今日は我慢しなよ｣
と言って、宮っちも交えて話していると、
課長がやって来て、いつもの昔話が始まった。
やれやれと思いながらみんなで聞き流していると、
｢おっ、玉森くん！ちょっと座りなさいっ｣
と、トイレから戻った彼を強引に座らせ、次は仕事の流儀を語りだした。
課長は毎年、新人を捕まえては自分の仕事のモットーを熱く語る。
そしてお開きが近づいてきた頃、玉森くんが宮っちのそばに避難してきた。
宮っちは嬉しそうに玉森くんに話し掛けて、
｢姐さんもカラオケ行きますよね？｣
と、私にも聞いてきた。
｢うん、みんなも行くみたいだし｣
そしてみんなでカラオケに向かった。
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みぃ(プロフ) - ありがとうございます。コメント遅くなりスミマセン。今後もよろしくお願いします★ (2015年4月12日 19時) (
レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷由貴(プロフ) - 格好いいですにゃん!!みっくん♪ (2015年4月3日 21時) (レス) id: 08fed4a8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年3月28日 23時
