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22 玉森side ページ22

>>えっ?
もしかして●●っていう魚介の店ですか?



>>そうそう、知ってる?



…ラッキー、近くに藤澤さん居るんだ。




>>知ってますよ〜宮田んちの近くですよね笑
てか、俺も今から車で帰るとこなんで、佐藤
さんも一緒に送りましょうか?
その店、帰り道なんで。



急に雨も降ってきたし、一緒に帰ってくれないかな〜と思っていると、



>>ホント?!助かる〜(>_<)
お言葉に甘えさせて頂きます…
お店の前で待ってたらいい?



>>はい、もう出ますんで。中で待っててくだ
さい。


よしっ、今日宮田んち来て良かった〜笑

ちゃちゃっと帰る支度をする俺。


「玉、帰るの?」



「おう、またな」







宮田んちを早々に出て、車を走らせて店の前に着くと、二人の女性が出てきた。


「あ、玉森くん!ゴメンね〜。ホントわざわざありがとう」



「ホントに助かるよ〜。ありがとう」



「いえ、気にしないで下さい。後ろどうぞ」



「方向的には理子の家が先になるから、とりあえず駅まで出てもらっていい?」


またまたラッキー。

藤澤さんを後に送り届けられるようにしようと思ってたから、ちょうどいいや。









佐藤さんの家の近くで停まる。

「玉森くんホントありがとう、気を付けてね。」
「A、おやすみ〜」



「うん、じゃあね〜」


「おやすみなさい」









「じゃー、お願いします」

え、そのまま後部座席に居るつもり?


「藤澤さん、こっち座って下さいよ」



「え?」



「だって二人で乗ってるのに不自然でしょ?笑」



「あ、そうだね。笑」


彼女は、「お邪魔しまーす」と言いながら助手席に座った。







「藤澤さん、もうショートカットにはしないんですか?」



「ん〜特に決めてないなぁ。あの頃は、何か短いのがマイブームだったの。笑」



「似合ってましたよ、可愛かった」



「ホント?ありがとう」


彼女はニコっと笑った。






「なんか、藤澤さんとこうやって二人で話すの久しぶりですよね。そっちの研修終わってから、なかなか話す機会無かったから」



「そうだね〜。たまに玉森くんと話しても、大抵そこには宮っちも居るし。笑」



「…藤澤さんと離れちゃって寂しいなあって思ってたから、今日は嬉しいです」


信号で停まった時、俺は彼女を見つめて言った。

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設定タグ:北山宏光 , 玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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みぃ(プロフ) - ありがとうございます。コメント遅くなりスミマセン。今後もよろしくお願いします★ (2015年4月12日 19時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷由貴(プロフ) - 格好いいですにゃん!!みっくん♪ (2015年4月3日 21時) (レス) id: 08fed4a8fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃ | 作成日時:2015年3月28日 23時

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