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｢へ〜良かったじゃん。楽しみだね〜♪｣
｢ホントっすよ〜！マジで今から顔がニヤケちゃって…｣
今度の日曜は、宮っちの誕生日。
で、一緒にお祝いしたいからという彼女の申し出で、明日の夜に初めて彼女が泊まりに来るらしく、ニヤニヤしながらそれを報告してきた。笑
｢彼女の家には泊まったことあるんだよね？｣
｢はい。俺んちに来たことはあるんですけど、まだ泊まりは無くて。ま、とにかく今日は徹夜で掃除しないと！｣
｢…色々と隠さなきゃいけないモノもあるもんね？笑｣
｢そうっすね〜…って、ちょっと姐さん！笑｣
そんな話をしながら仕事をしていると、｢あ、そういえば…｣と宮っちが思い出したように言った。
｢確か北山さんも、もうすぐ誕生日でしたよね？俺と近かったような…｣
｢うん、そうだよ｣
｢週末とか、帰って来れそうに無いんですか？｣
｢難しいみたいだね〜。まあ元々研修自体が今月末までらしいから、それからちゃんとお祝いしようと思ってる｣
｢あ、末に帰って来るんですか！良かったですねっ｣
良かった…のかな。
私は仕事終わりに、みっくんの家に向かった。
最近来てなかったから、郵便物が少したまっていたけど、特に急ぎのものは無かった。
そのまま部屋に入り、ソファに座って何となく天井を見つめる。
来週は、みっくんの誕生日と、その前日に一年記念日がやってくる。
もちろんこれに関しては、みっくんと電話でも話した。
向こうの支社は通常業務とは別に研修をやってるってこともあって、忙しさが落ち着いたとはいえ、休日返上の状態は続いてるらしい。
確実に約束はできないからと、今月末に研修が終わってこっちに戻って来てから、改めてお祝いしようってことになった。
私もいい大人だし、記念日当日に会えないことなんてこれまでもあった。
それに研修中は結局一度も会えなかったんだから、あと２週間ぐらい会えないぐらい、大丈夫なはずなのに…
まだ２週間は会えないってことが、こんなに寂しいと感じるなんて思わなかった。
みっくんは、電話でもわりと普通だった。
口では寂しいって言ってくれてたけど、本当にそう思ってくれてるのかよく分からない感じで、電話の後は不安な気持ちだけが残った。
そんな気持ちは、ひったくりの話をしたあの時から、感じてた。
私と会わなきゃ会わないで、意外と平気だな〜
…なんて思ってるのかもしれないな。
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北山さん大好き - 凄い夢のようでした。北山さんと恋人や結婚だなんて凄いと思いました。ずっと夢見てみたいです。 (2020年6月9日 14時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - kanako2735さん» はじめまして、コメントありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです★不定期更新てすが、良かったらその後のお話もご覧下さいね。感想お待ちしています。 (2016年1月30日 16時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
kanako2735(プロフ) - はじめまして！今日１話から1日かかって全部一気に読ませていただきました！笑とても読みやすく、ハラハラドキドキでした。みっくんのプロポーズ凄くよかったです。違う話も覗きに行きますね！これからも楽しみにしてます！！ (2016年1月29日 23時) (レス) id: 5866981bfb (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - ライラさん、コメントありがとうございます。正直、誰とハッピーエンドにしようか迷った時もあったんですが…喜んで頂けたようで嬉しいです★また、番外編にも遊びに来てくださいね。 (2015年11月27日 23時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
ライラ(プロフ) - よかったです〜！゜+(。ノдヽ。)゜+。誰にいくのか最後まで分からず、私ならもう玉ちゃんで…みっくんもうやめとこ…やっぱり太ちゃんか？と私の中ではブレブレでしたが、途中から主人公のみっくんへの一途さがハッキリしてきて、最後まですごく納得がいくお話でした♪ (2015年11月27日 9時) (レス) id: 9ebc20e9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年11月1日 17時
