咲いた花は・・【男主】

5夜 ページ7

ｸﾗｽ｢チッ 戻ってきたのかよ｣

あ｢気にしなければいいのに｣

そう言うと ｷｯと睨み付け

胸ぐらを捕まれ

そのまま壁に押し付けられた

あ｢俺なんかした?｣

ｸﾗｽ男｢うざいんだよ‼｣

それだけなんだ

ほんとに 理由なんてないんだ

あ｢放してよ…｣

ｸﾗｽ男｢はぁ? 誰がはなすかよ｣

あ｢放してくれないんだったら｣

俺はズボンのポケットに入ってたカッターを取り出した

ｸﾗｽ｢!!!!｣

驚いて胸ぐらをはなす

あ｢失敗しちゃったから この前の続きしようよ｣

恵斗君だっけ

返事とか言ってたけど

考えるのも疲れたし

水樹は 受験に取り組んでほしいから

あ｢ﾌﾊｯ フフフフッ ｱﾊｯﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ｣

なんだろ

すごく気分がいい

ｸﾗｽのやつらは 顔をひきつってる

あ｢俺さぁ俺さぁ なんか今すっげぇ気分いいんだぁ
今なら お前ら全員殺せそぉ｣

そう言うと 全員恐怖に満ちた顔になる

あ｢でもなぁ もっといいこと考えてんだぁ
俺のことをぉ みんなで刺していくげーむ
ほら…こんな風にぃ‼｣

俺は自分で自分の体を刺す

あ｢ほらほらぁ! 死んでほしかったんだろぉ‼刺せよ!
簡単だろ?いつも俺を傷つけてるだろ?｣

そういって女子生徒に 血のついたカッターを握らせ

そのまま 女の子のてを操って俺の体に刺す

あ｢どぉ? 肉を突き刺す感覚わぁ?｣

全員固まっていた

目の前で何が起きてるか分からないらしい

俺を刺した女の子は 地面に座り込む

あ｢げーむはまだまだだよー?｣

そういってどんどん カッターを握らせては

体に刺した

あ｢次は君の番だよ｣

さっき胸ぐらを捕まれたやつに持たせる

カッターには銀の部分など消えてしまった

ただ赤く錆びくさい臭いがした

男｢あぁっ うぁぁあぁ!｣

そういって勢いよく刺しにきた

あ｢ッ…ｱﾊﾊ すごいや｣

ずぷりとカッターを抜く

一人また一人と

握らしては刺す

ガラガラ

教室に誰かが入ってきた

みんな敵

あ｢参加するでしょ?げーむに｣

もう意識はもうろうとして

ふらふらとそいつにカッターを握らせる

?｢…何やってんだよっ

先輩 まだ なんも返事もらってないんスよ｣

返事?

あぁ

あ｢恵斗君だったんだぁ｣

恵｢ふざけてるんですか!｣

あ｢ふざけてないよ?ほらはやくしてよ…
俺が…死…まぇ…n｣

そこで 俺の意識は消えた

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