28夜 ページ33
そのあと俺は大量にあったカッターやハサミを捨てた
置いとくことが少し怖かった
変わった自分をなくしたくなかったから
凉「お兄ちゃん!ご飯できたよ!!」
ドアをあけエプロン姿の凉が現れた
あ「うん 分かった
あのさ これ次のゴミの日に出しといてくれないかな?」
自分で捨てるのは少し嫌だった
なぜか・・・
俺には刃に自分の過去が写っているような気がした
俺の手でそれを捨てるのは
今まであったことから目を背くことのように思う
それなら凉に捨ててもらったことほうがいい
凉「あ・・・うん 捨てとくよ」
あ「ごめんな ありがとう」
凉「さっ 早く食べよ!!ご飯冷えちゃうから」
俺はこの時凉の曖昧な返事の理由を考えればよかった
そう思ったのは 俺の始業式の一日前だった
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氷雨(プロフ) - とてもいい作品でした。目から海水が止まりませんでした… (2020年8月3日 0時) (レス) id: e23249d0ee (このIDを非表示/違反報告)
爽雫 - 私は涙もろい方なのですが、やっぱりこの作品は号泣してしまいました。夢主の家族、結末辛いです…。横になりながら読んでて涙やばくて思わず起きてしまいました泣感動しました!この作品を投稿してくれてありがとうございます。 (2019年9月3日 23時) (レス) id: c8b0ff9423 (このIDを非表示/違反報告)
海戀 - とてもいいストーリーでした! 最後は目から塩水が大量です、、 (2019年8月4日 1時) (レス) id: a4dbcae652 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず味噌 - とてもいい作品でした。 (2019年7月20日 22時) (レス) id: 0ae31ba38b (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - とてもいい作品でした。いい作品… (2018年12月13日 18時) (レス) id: 44daa19fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:餅草ぶんた | 作成日時:2013年6月15日 3時