薔薇色生徒会 (ページ48)

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健「じゃーこれで今日の生徒会おわりね」

「「「「はーい」」」」

『…』

あれから生徒会室に戻ってきたけどずっとしゃべってない。分かりやすいかな私
だめだ、さっきからドギマギしまくり。

聡「Aちゃん？」

『は、え、聡くん？』

聡「終わったけど帰んないの？」

やば、いつの間に…

『帰るね！』

聡「うん、じゃー一緒に…』

『ご、ごめん今日はスーパーでも寄ろうかなって思ってて…！』

机の上のかばんを急いでとってひとりで学校をでた。

スーパーになんて寄る予定も無かったんだけど念のためにと帰り道にあるスーパーへ足を向ける。

あ、牛乳もうなくなりかけてるんだっけ
グッチョブ私！！

…ふと思えば、今日のことを思い出す。

『…っ』

もう！帰ったら流星(弟)に癒してもらうもん！！
待っててね私の愛する可愛い弟よ！！

…

『ただいまー！』

流「おかえりー」

ほう…可愛い←
家に帰れば必ず玄関まで迎えに来てﾋｮｺｯと顔を覗かせてくる弟の流星。

流「今日はねーカレー作ったんだー」

『うわーいい匂い！』

おいしそうなカレーのいいにおいにつられダイニングへ。

『ごめんね、いつも遅くなっちゃって』

流「ううん！姉ちゃん学校頑張ってんもん俺がつくる」

姉ちゃんに食べてもらいたいしー、
なんていう流星も私の唯一素をだせるひとり。

この子もまた可愛いすぎてある意味…

流「ねえちゃん、食べるときお礼にあーんしてね」

小悪魔です。

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