綺麗な貴方に薔薇を＿一輪目>>JK (ページ45)

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「着替えたよ、ジョングクくん」

という声が聞こえたので、深呼吸をして自分の寝室から出た。

いつも俺がくつろいでいるリビングで好きな人が着替えているという事実だけでどうにかなりそうだった。

「………、」

「ぶ、ぶかぶか…(笑)」

そのぶかぶかがやばいんです、Aさん。

想像を絶する可愛さで俺は目のやり場に困った。

「かわいいっすね、めっちゃ。やばいです」

「いや…なんか子供みたいだよね…(笑)あの、お礼と言ってはなんだけど…もしよければ、夕飯作ろうか…？」

「え！作ってくれるんですか？」

「や、そんな大したものなんか作れないけど！ほらお腹空いたし…買い物にもさすがに行けないし。冷蔵庫に何かある？ジョングクくん自炊してるんだったよね？」

「そんなたくさんないですけど、ある程度はあるかな…」

Aさんと冷蔵庫を覗き込んで、これ使っていい？とか苦手なものある？とかそんな会話をしているだけでもやばい。

だって、なんか同棲してるカップルみたいじゃん。

「じゃあ今から作るから、座っててクダサイ」

「え、俺も手伝いますよ」

「いやいや、本当今日申し訳ないからこれくらいはやらせて！ジョングクくんの家だけどゆっくりしてて(笑)」

「…じゃあ、お言葉に甘えて！」

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