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第57話 距離感 ページ11

「だからどうしたんだって言うんだよ。」

別に女装してお前がどうとか、どーでもいいことじゃないか?

八「ええっ!?どうも思わないの?」

「だってどうでもいいから。」
なんだよ。期待はずれかよ。

八「キモいとか思わねえの?」

「どうも思わねえよ。」
私は気だるげそうにそう言うと、八尾はぱあっと顔を明るくし、

八「そうか!じゃあ俺のことは椿って呼んで!」

「ん。じゃあ私もAって呼んで。」

八「ああっ!!」
顔いっぱいに笑顔を広げた。

======================
木「ええー、多くのクレームにより帰りのバスは自由席にする!」

メンタル鋼の木下先生も倒れるときがあるんだな

八「A、一緒に座らないか?」

「いいけどさあ…」
椿を男と意識すると、心のなかで拒む自分がいる
椿はいつもどうり女子として接してと言われたが

無理があるよな…

八「俺より恋川な方がいい?」

おい。そんな目で見るな。可愛すぎだろ

「いや、そういうわけじゃない。
が、お前を男と思うと…な。」

「俺、そんなに信用されてないのか?」

「その前に、俺っていう時点で意識するから。」

八「あっ、ごめん。」
調子狂うな。距離感がつかめない

八「女子みたいな口調ならいい?」

「ああ。」
そのほうが助かるな。
素朴な疑問だが恋川は誰と座るのだろうか
一人ではないのか?

「おい恋川。隣に座る予定のやついるか?」
私は苦い顔をした恋川のもとへ歩み寄った
そしたらついてきた椿が

八「コイツ、さっき女子に囲まれてたんだぜ。恋川は美少年だからなあ。集まる理由も分かるわけだ」

恋「お前が言うか?」
恋川はすごく疲れた顔をした。なんか可愛そうだな
その前に椿、口調直すんじゃなかったか?

八「最初は怖いと噂の不良くんが、女子にキャーキャーだなんて信じられねえな」

「椿、その前に口調」

八「ごめんなさい。Aちゃん」

椿は尾浜タイプなのか?
だとしたら私、めっちゃ嫌なんだが

「恋川く〜ん。私の隣になろうよ〜」
「いいや私と〜」

うわあ来やがったよ。メス豚の群れが
私と椿は面倒事に絡まれないよう、抜き足差し足でその場を離れようとすると

恋「俺、Aと椿と一緒に座るから」

椿&私 恋川アアアアアアアア!!!

======================

どうしてこうなった。
なぜ私は二人の間なんだ。
二人共疲れ切ったみたいでウトウトしていた。
私も二人に釣られるように瞼を下ろした

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設定タグ:忍たま , 5年生 , 現パロ   
作品ジャンル:アニメ
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竹林寺(プロフ) - アオハルかよ!さん» この小説の皮肉の部分がそれですよね笑 私も書いてて悲しくなりますが、どうか顔で夢主ちゃんを好きになる人達を嫌いにならないでくださいね! (2020年1月5日 17時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
アオハルかよ! - やっぱ顔なんだな〜って思い知らされました(´TωT`) (2019年12月29日 23時) (レス) id: eff87a002c (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - 竹林寺さん» はーい(^^) (2019年12月27日 18時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺(プロフ) - 笹蔵さん» 笹蔵さーん!コメント有難う!恋川くんと八尾くんのイラストお願いしまーす!あと夢主ちゃんも! (2019年12月26日 23時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - どうも!笹蔵です!竹林寺さんとは昔からずっと友達で、絵師をやってほしいと頼まれまして…どうぞ宜しくお願いします! (2019年12月24日 17時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竹林寺 | 作成日時:2019年8月27日 11時

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