Story41 エースside ページ44
夏島に到着した俺達は、
モビーを海岸に停め、
各々思い思いに過ごしていた
ジリジリと焼けるような日差しに照らされながら、
しばらく宛もなくぶらぶらと歩く
「飯屋はもう回っちまったしな、、」
ふと目に止まったのは、
ショーケースに並んだ1つのピアス
薄い紫色の小さな宝石が、
太陽の光に照らされてキラリと光った
これ、あいつみてェだな、、、
Aの顔が浮かんできてしまい、
そのピアスから尚更目を離せなくなってしまう
「買ってくか」
たまにはプレゼントだって悪くない
会計を済ませながら
それが贈り物だということを店員に伝える
ピアスがラッピングされるのを
ぼーっと眺めながら、
俺はサッチから言われたことを思い出していた
Aのことはかなり好きだし、あわよくば
Aも自分のことを好きであってほしい
今すぐ自分のものにしたいし、
Aを独り占めしたい
でもその前に、
「この想いを伝えるのが先だよな」
綺麗にラッピングされた包みを見る
あいつ、喜んでくれるかな
嬉しそうに笑うAの顔を想像すると、
自然と早足になる
さっきまで鬱陶しかった筈の日差しも、
何故かうるさく感じなくなっていた
どうか、笑ってくれますように
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にこ柚子(プロフ) - 霧雨煙雨さん» ありがとうございます！頑張って更新していきます！ (2018年7月28日 0時) (
レス) id: ea47cffd51 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨煙雨 - これからも頑張って下さい！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 66b771d37a (このIDを非表示/違反報告)
にこ柚子(プロフ) - 來悟さん» 嬉しいです！ありがとうございます。頑張りますね！ (2018年6月30日 14時) (レス) id: ea47cffd51 (このIDを非表示/違反報告)
來悟(プロフ) - 応援してます！更新頑張ってください！ (2018年6月24日 7時) (レス) id: a6c79c7d3c (このIDを非表示/違反報告)
にこ柚子(プロフ) - 酒恋女さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！泣 これからも頑張って更新していくので、最後までお付き合い頂ければと思います。エースとの恋も楽しみにしていて下さい！ (2018年4月6日 23時) (レス) id: ea47cffd51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ柚子 | 作成日時：2017年12月28日 19時
