Story34 ページ37
そんな私に追い打ちをかけるように
エースの手がポンと私の頭に置かれた
驚いた私は顔を上げる
そこには優しく笑うエースがいた
エ「あんま遅くなんなよ」
一瞬フリーズした私は
すぐにハッとして、会話を続ける
「うん、3日以内には帰るから」
そう言ってふわりと微笑めば
エースも笑顔を返してくれる
そんな私達に、
ヒューヒューと冷やかしや野次が飛んでくる
それは厨房の奥からも聞こえてきた
エ「あ、悪ィ」
その声で我に帰ったのか、
エースはバッと手を引っ込めた
え、今食堂だって気付いたの？遅くない？？
そんな私達に声をかけてきたのは、
パイナッ、、、、マルコ
何故かギロリと睨まれる
声に出してないのに、、エスパーかよ
そんな私の気持ちも読み取ったのか、マルコは
マ「お前は顔に出過ぎなんだよい」
と言い、私にデコピンをかます
「いだっ！！！」
涙目の私に、そうだとマルコが声を出す
マ「お前そろそろ時間だろい」
「え、、、あ、ほんとだ
じゃあ私そろそろ行くね」
そう言えば、
さっきまで微笑ましい空気だったのが一転
兄達は、もう少しだけと
私をお菓子で釣ろうとしてくる
お菓子はしっかりもらい、
扉を開けて甲板へと続く廊下を歩く
悲しそうな兄達とは対象的に、
エースが心配してくれた事が嬉しい私は
るんるん気分で廊下を進む
.
.
でも、少しの間会えないのを
寂しいと思ってしまうのは
きっと私の想いが膨らんでいるから
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にこ柚子(プロフ) - 霧雨煙雨さん» ありがとうございます！頑張って更新していきます！ (2018年7月28日 0時) (
レス) id: ea47cffd51 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨煙雨 - これからも頑張って下さい！ (2018年7月27日 11時) (レス) id: 66b771d37a (このIDを非表示/違反報告)
にこ柚子(プロフ) - 來悟さん» 嬉しいです！ありがとうございます。頑張りますね！ (2018年6月30日 14時) (レス) id: ea47cffd51 (このIDを非表示/違反報告)
來悟(プロフ) - 応援してます！更新頑張ってください！ (2018年6月24日 7時) (レス) id: a6c79c7d3c (このIDを非表示/違反報告)
にこ柚子(プロフ) - 酒恋女さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！泣 これからも頑張って更新していくので、最後までお付き合い頂ければと思います。エースとの恋も楽しみにしていて下さい！ (2018年4月6日 23時) (レス) id: ea47cffd51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ柚子 | 作成日時：2017年12月28日 19時
