…そうだ、番外編作っちゃおう！と思った今日この頃。【文スト】 弐！

花火大会、下準備 ページ9

今度お祭の話を書こうと思うので、その下準備に。NOsideです。

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「そう云えば……今度、花火大会があるそうですね」



探偵社の昼休憩。うずまきの一角で、敦が不意に云った。



『ええマジ!? 行きたい行きたい！』

「花火……綺麗」

「おお、いいじゃないか敦君！私も行きたいねぇ……」



各々が騒ぐ。偶々うずまきに居たナオミが、ニッコリと笑い乍ら云った。



「花火大会……浴衣で男性を悩殺する絶好の好機ですわね！」

『なぁ、私ナオミちゃんが本当に女子高生か疑問に思うんだけど』



凪の発言をガン無視した一同は、着物かぁ……と考えを巡らす。



「凪ちゃんの浴衣姿見たい。そしてあわよくばキスした」

『おーっとすいません手が滑りましたー』

「浴衣……着物と、違う？」

『違うんじゃね？よく判んないけど』

「待って、僕花火大会とか一度も行った事ない事に気づいた」

「「「……」」」



敦のシリアスな発言により一瞬場が静まるも、矢張り変人揃いの探偵社。会話が再開する。



『待て、じゃあ探偵社皆で行こうよ！』

「私社長に相談してくるね〜」

「浴衣は如何しましょう？私、生憎と自分のしか持っていなくて……」

『男性陣の浴衣は社長に用意してもらえば』

「それ凄いカオスになる気がするんだけど気の所為かな」

『女性陣は……あ、借りられそうな人知ってるからその人から借りよ』

「ねぇ待って凪ちゃん、私その人知ってる気がする。ねぇ真逆その人マフィアじゃ」

『結局男性陣の浴衣如何すんだよ！』

「ねぇ聞いてッ!?」

「もうレンタルすれば……」

「じゃあ、お金は太宰さんで」

「御免敦君今の私の財布の中身知ってる？」

「国木田さんに連絡して来ますね！」

「賢治君待ってェェェ！！」


『よーし、じゃあ皆で行きましょうか！花火大会！』

「「「おーっ！」」」

「結局如何云う事コレ!?」

花火大会、いざ→←谷崎ーたんじょーびおめでとー！

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