異色の・曇天に笑う様リクエスト ページ18
『真面目に誰か助けて』
「貴女がぼくの物になってくれたら」
ニコリと笑うドスさん。マジふっざけんなよ、表情筋死滅野郎(四六時中笑っているので)。
『あのね? 私此れでもれっきとした武装探偵社社員でね?』
「知っています」
『じゃあ止めろよ! いやマジで何な訳!? 御免ホント君の思考回路判んない!』
私は机を叩いて叫んだ。拘束はされていない、私がカスとでも云いたいのだろうか。クソムカつく。
と云うか此奴と居ると何時も叫んでいる気がするの気の所為? ねえ気の所為?
「……」
『ん?』
ドスさんが耳を澄ます。えっ何。
私が困惑してドスさんを見つめると、彼はドアを見て呟いた。
「……如何やら、来客のようですね」
『は「凪!」えええ織田作さん嘘でしょ!?』
何とドアを突き破って来たのは織田作さん、私は吃驚して見つめた。
えええ何で? マジで? 確かに最近本編での織田作さんの登場数少ないなとは思ってたけど。
「……おい凪、今何か失礼な事考えなかったか」
『いえ何も』
織田作さんはドスさんを一睨みする。と云うか誘拐の回数が多過ぎて慣れてしまっているのかもしれない。
「フョードル、次はないからな」
「残念ですが、その台詞は聞き飽きました」
今唐突に思った、すげぇ異色の組み合わせだな此れ。そりゃそうか私が原作思いっ切し捻じ曲げたからな、後悔はしてないが。
「受け取れ」
ヒュ、と織田作さんが何か投げた。私がそれが何かを確認する前に、織田作さんと私は部屋を出た。
NOside
「……ふむ」
フョードルは織田から受け取った物──イヤホンを耳に付ける。
[こういう行動は止してもらいたいんですが]
坂口安吾、異能特務課の参事官補佐である。フョードルは何も云わずイヤホンに耳を澄ませる。
[貴方が何かする度に此方はてんやわんやなんです、僕の睡眠時間を確保する為にももう少し自重してくれませんかね]
苛立たし気に安吾は云った。
フョードルは心の中で呟く。──彼女の事になると歯止めが利かないのは、貴方も同じでしょう?
[……では。必ず貴方を捕まえて見せますので]
「──やれるものなら」
海賊と銀狼と町医者と・揚げ鳥様リクエスト→←海賊狩り VS 銀狼 弐
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とあるアニメーター - マジですか!!!ありがとうございます!お願いします! (2020年1月21日 21時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - とあるアニメーターさん» へえーいいですねえ!やらせて頂きますとも、何かかなり滅茶苦茶な展開になりそうですが……(笑)。 (2020年1月21日 18時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
とあるアニメーター - そうですか!良かったです!リクエストで、そうだ、番外編作っちゃおう!と思った今日この頃の第3段を記念して…。みたいな感じで、今日この頃シリーズで出てきた文ストキャラ達をたくさん出してほしいです!こちらも長めになって良いので、よろしければお願いします! (2020年1月21日 18時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - とあるアニメーターさん» ええ勿論!ちょっと遅くなるかもしれませんが番外編もとうとう三!……ひええマジかあ。 (2020年1月21日 17時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
とあるアニメーター - この番外編、続編行きますか? 続編作って頂けたら、またリクエストしたいです。 (2020年1月20日 21時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白夜の世界 | 作成日時:2019年7月6日 21時