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涼「先日、美容室でのAさんとラウールとのお写真、拝見させて頂きました。
ラウールは見ての通り、年齢を感じさせない程の魅力を持っていて、我々の事務所の看板であり、今一番実力があると言っても過言ではない程のスーパーモデルです」
ラ「えー！そんな事思ってくれてたの！？
嬉しい〜！」
宮舘さんの言葉に、私はうんうん、と頷く。
ラウール君はあまり自覚がなかったのか、宮舘さんの言葉に照れながらも、とても喜んでいる。
涼「ただ、それ故に、他のモデルと肩を並べて撮影をすると、少し浮いて見えちゃうんです。
仕方のない事ですし、良い事ではあるのですが、魅力がありすぎるのも……
贅沢な悩みではありますが」
………ああ、確かに。
前に照兄の部屋で見た雑誌も、誰かと一緒に写っている画はひとつもなかった。
涼「でも、唯一ひとりだけ
ラウールと肩を並べて、同じくらいの輝きを見せてくれた人がいました。
あなたです、岩本Aさん」
びっくりして、目が丸くなってしまう。
今度はラウール君が、うんうんと頷く。
涼「一般人なんて、勿体ないです。
是非、我々の元で、モデル業やってみませんか？」
宮舘さんから名刺を受け取った時点で、そういう話だとは思ってたけれど、
いざ言われてしまうと、やっぱり驚いてしまう。
『私が、ですか………？』
美人だ、とか。
スタイルいいね、とか。
よく言われるけど、プロの方に認めて貰えるのは、嬉しい反面
なんで私が？私なんかが？
って、思ってしまう。
ラ「俺、あの時しょっぴーが撮ったやつ見て、すっげぇワクワクしたの。
うわぁ、やるなAちゃん、って！
しょっぴーも、あの後俺のピンの写真撮らなかったの、舘さんにAちゃんの存在知ってもらう為だったのかも、って思って。
案の定、髪のチェックで舘さんに写真送ったら、すぐ"この子だれ？"って返事きたし！」
確かに、二人で撮った後、ラウール君が一人で撮っている姿は見ていない。
あの時ラウール君が
また会える気がする、って言ってたのは、
こういう事だったのかな？
『………私にはわからなくて、その、
自分に本当に魅力があるのか、とか
モデルなんて、私なんかがやっていける世界なのか、とか』
自信は、はっきり言って、ない。
だって、厳しい世界だっていうのは有名だし、
ラウール君のような存在は、ほんの一握りしかいないんだから。
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バナナオレ(プロフ) - mayuさん» 失礼しました、推測です！ (2021年1月18日 18時) (
レス) id: aaead1a70b (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - mayuさん» ありがとうございます！是非沢山催促しながらお楽しみください！更新頑張ります！ (2021年1月18日 18時) (レス) id: aaead1a70b (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - もしかしてふっかの立ち位置が…！！とドキドキする展開です！これからも楽しみにしてます♪ (2021年1月18日 3時) (レス) id: 181bd65a2e (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！コロナこわいですよね…お互い気をつけましょう！ (2021年1月15日 8時) (レス) id: 7f3fe86c2e (このIDを非表示/違反報告)
バナナオレ(プロフ) - ヨナさん» ありがとうございます！すごく嬉しいお言葉…！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年1月15日 8時) (レス) id: 7f3fe86c2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バナナオレ
| 作成日時：2021年1月11日 23時
