今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:33,401 hit
小｜中｜大
. ページ22
目を覚ますとやっぱり病院で
とうとう体が限界を迎えていることに気づく
自分が思っていたよりも進行していたみたいだ
「（人１）起きた？」
「蓮...ごめんね」
彼の顔色はあまりにも悪
きっと寝てないんだ。
「ほんとに、ごめんなさい。蓮も疲れてるのに」
「謝んなよ」
「うん...」
横に置いてあるうさぎの抱き枕に抱き着く
「今日、検査するって。先生が後で来るって言ってた」
「うん」
「俺、仕事だからずっとはいられないけどすぐ帰ってくるから」
「うん、ありがとう」
私のおでこにキスした後
彼は名残おしそうに出て行った
閉まるドアを笑顔で見送る。
こらえていた不安と涙が溢れた
たくさんの検査を受ける
何をしても、何をされても感情がどこにもなかった
結果なんて目に見えてる。
そんな気がして
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りん | 作成日時：2020年5月30日 20時
