爆豪くんにベタ惚れされた2【ヒロアカ】 (ページ22)

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『ふぅ…』

長かったように感じた職場体験も終わりだ。夕方には家に帰ることが出来た。明日から普通に学校だ。今から感想的なモノも書かないと…雄英はやっぱり厳しいや。

私が提出物を終え、お風呂に入った後はベットの上でブレイクタイム。

テコンッ

…にはさせてくれないようだ。スマホの上に表示されていた名前は爆豪勝己。今度は何だろうか。

爆豪勝己明日俺一人で行く。待つなよ

…何か悪い事したかな。別に…それが普通の反応というか普通の男子なのだと思うのだが。まぁ明日は私一人で学校へ行けるという事で間違いないだろう。

Aうん。また学校で職場体験の事とか話そうよ

返信をしてからじっと画面を見つめる。

『いやいやいや…私何ですぐ返事くる事に期待してるんだ。』

返事がないのでスマホを置き、寝る準備をした。電気を消そうとした瞬間に着信音。

爆豪勝己付き合え

『本当…よく分かんない。』

A恋が分からないです・・・
爆豪勝己俺だって初めてA好きになった。お前がいい

そうだったね。爆豪くんの初恋相手だったね私。それでもストレートに言われる事に慣れていないのか、私は多分頬を赤くしただろう。何となく顔が熱い。文なのに…

A何か嬉しい…気がする。また明日

爆豪くんの事、真剣に考えた方が良いよね。振られる辛さなんて私は経験したことがない。やっぱり一回一回傷ついているのかな。それでも私には分からない。分からないんだ。

チクッと何かが痛む気がしたが私はそのまま目を閉じた。