身代りになったのにそれだけなんだな

知ってくれたなら・・・・さぁ ページ22

次の日の朝私は彼等にお菓子の御礼を言うことにした


登校中に３人を探せばすぐ見つけれた



私は３人の所に向かい



『お久しぶりだね？

アズール、フロイド、ジェイド

昨日はお菓子ありがとう

何れも好きなので嬉しいよ♪

でも私は３人に言われたことを許した訳じゃないんだ

またね』



私が笑顔で言うと３人はビックリしたような？泣きそうな顔でこっちを見てくる



簡単には許さないさと思いながら３人に何かを言われる前に教室に向かった



教室に入ればモブ達と復帰を喜びあい何度も私の頭を撫でてくれて安心した



担任から私の腕の事体調の事



飛行授業など一部の授業には出れない事



錬金術の授業は３人で組む事



私の事情で皆に迷惑をかけてしまう話を説明してもらった



私は先生の横に立ち頭を下げた



『皆さんには多大なる迷惑をかけてしまいます

ですが此からも宜しくお願いいたします』




｢では、戻りなさい」



先生はそう言ってこの話は終わった



１日が終るぐらいには私の話は知っているみたいでモブ先輩やモブ後輩からお帰りと言われた




皆の反応にとってもホッとした




それでも相変わらずアズール達の悪口を私に言ってくるのは嫌だった




事件の加害者の中にアズールはいないのにどう説明しても否定してもモブ先輩達は理解してくれない




大体の人達の言い分は事の発端はアズール達が原因でもあるからと目をそらしながら話してくる




自分の意思でアズールを庇ったのに話し合いではなく実行した方が悪いのではと思いながら部屋に帰った



相手の弱味に漬け込んで契約を結ぶアズールにも非があるだろう



暴力的な事をする双子も非はある



だが実行者の奇襲は危険な事だった



そこを見て見ぬふりする周りにも不満が残った




そして確り言い返せていない自分自身にも



私が我が儘なのか考えが纏まらぬまま授業をうけに移動した

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