後戻りなど都合の良い事で

友達が増えた日 ページ9

あれから私は大学試験に向けて本格的に対策をしている

当たり前に近くにゾムさんがいるのはホラーだ

好きあれば一緒にいようとしてる

迷惑なんだよな

『ゾムさん迷惑なんで常に一緒にいようとするのやめてくださいよ』

｢イヤや！てか敬語嫌なんやけど！」

『他人なんだから当たり前だ！』

｢前みたいに呼んでくれたり話してくれるんやったら適度にする！」

『適度基準はなに基準なのか・・・・・』

｢A御愁傷様」

｢応援はしとくね！」

そう言って教室に行った

『巻き込まれたくないからって酷いな』

｢話しかけて前みたいに仲良くなりたいんや！」

『前の関係は友人とかではなかったでしょうよ』

｢それでもな？俺はAに振り向いてほしいんやって

やから友達から仲良くするんや！！」

キラキラした目で見てくる

『許してもないのに？？？』

｢っえ？？・・・・・っは？！

許してないん？？

謝ったやん」

ビックリしてるし焦ってる・・・

『何時謝ったの？？？』

｢あの？頬腫れた日に謝ったやん！！」

『あれは巻き込んでの謝罪では？』

｢ちゃいますやんか！！あーもー

傷付けてすまんかった！！

友達から宜しくお願いします」

『っえー？嫌です』

ガーンと効果音付き添うなぐらい落ち込んでる

『とりあえず知人からで

いつの間にか隣や後ろにいるの怖いから』

｢おん！わかったわ♪

んじゃまたな♪♪♪」

気がつけば昼前・・・・・普通にサボらされた不覚！！

教室に戻ろうとしたら誰かとぶつかり倒れた

『ごめんなさい！前見てなかった』

｢俺も見てんかったすまん」

良く良く見ればロボロさんだ関わらないようにしよ

そう思って離れると

｢あの・・・もし良ければ友達になってください」

『はい？いきなりですね？』

｢この前声かけた子やよね

俺気になっててん！」

『あー私、貴方が探していたAですけど

それでもですか？』

・・・・・黙ってる？いや？違うな固まってる

｢って！見せてもらった写真と違うんやけど！」

写真？・・・なんの？？

｢って！ちゃうんや！それとは別にな？

あの？気になってて！友達に？

友達になりたいんや！」

『良いですよ？

これLINEですフリフリ？しますか？』

LINE交換してその場は別れた

何か可愛いなロボロ君

教室に戻って友達に話せば二人は頭を抱えてため息をついた

その表現好きよな君ら

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