知ってゆく事 ページ7
その日も図書室に錬金術関連の本は読みあさりノートにまとめてを繰り返していた
集中しすぎていたら赤毛の人に話しかけられた
その人は可愛らしくも綺麗な人
｢君は勉強熱心なんだね？
何かわからないところがあるのかい？」
彼はリドル先輩と言うらしい
図書室には課題を調べに来たんだと
『いえ！自主的に錬金術の本を読んで今集めれるのがないか見てるんです』
｢それは素晴らしいね
どのぐらい集めたんだい？」
時間の許す限り先輩と色んな話をしてた
にしても１つしか変わらないのにこんなに大人びてて羨ましい
わかれたあとも楽しかった時間を思い出してまた話したいなと思う
今俺はにやけてしまってる気がする
はずい(笑)
そんな思いを巡らしながら帰り道ひとけのない道を歩いていた
奥から音がする？
行かなきゃ良いのにその時はその音が気になった
ゆっくり近付いていたら走ってきた相手にぶつかった
対格差なのか吹っ飛ばされてしまい尻を打ってしまう痛い(泣)
相手を見たら知らない生徒でボロボロの姿である
ぶつかった相手は何かに脅える様に必死で逃げようと俺の横を通り抜け様とした
だけど何かが相手を掴み奥に引きずり込まれる様に飛んで行った
何が起きてるかわからない
固まっていたら闇の鏡の時に声をかけてくれた人と同じ顔をした人が笑顔で立ってた
足元には知らない生徒が数人力無く倒れている
｢コイツなにぃ？？」
｢おやおや？迷いこんだんでしょうか？」
ニヤニヤクスクスと二人は楽しそう
｢なぁ？お前はなんで此処にいんの？
答えろよ」
低い声にビックリしてしまう
『音が聞こえて・・・・
あの・・・気になって来てしまった、んです』
目をそらせない
｢好奇心に負けたのかぁ♪
あんま良くないよぉ？」
何故か頭を撫でてくる
くすぐったいww
でも大きい手で撫でられるのは嫌いじゃなくて
目を細めて受け入れていたら
｢コイツおもしれぇ♪
ジェイドぉ見て見て小動物(笑)」
｢おやおやそんなに面白かったんですか？
ですがそろそろ帰らないとアズールに怒られてしまいますよ」
｢はぁい♪♪」
じゃぁねぇと言って二人はさっていった
ドキドキしながら帰って二人の事が頭から離れなかった
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作者名：冬季柊 | 作成日時：2020年8月13日 23時
