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ケーキの誘い ページ21

A君がお泊まりにいく日に僕も泊まりに荷物をもってハーツラビュル寮に向かった

グリムも一緒でエース達の部屋に泊まることになってる

寮前で待ち合わせだったけどいたのはトレイ先輩で

エース達は提出物を出しに学校に行ったらしい

「お手数かけてすみません!」

「お前のせいじゃないだろ?頭をあげてくれ

そうだ?待っている間暇じゃないか?

一緒にケーキを作ろう♪」

そのまま僕はトレイ先輩に手を握られながら

先輩無意識なのかな?恋人繋ぎしながら歩いてる・・・・・(顔真っ赤)

「なぁ?お前は何のケーキか好きだ?

一緒に作るならムース系が良いかもしれないな♪♪♪」

ルンルン♪と道具を出している先輩に何て返せば良いのかわからない

「簡単のでお願いします!」

「そうか?なら今の気分はなんだ??」

「サッパリ?・・・・・」

「ならレモンムースにするか?

大丈夫だユウには混ぜる係りをお願いするぐらいだ」

ほぼ話さないままケーキが決まり作り始める

するとあっという間にケーキを冷やして待つまで進んでしまう

片付けも二人でしてすぐに終る

自分が気にしすぎてしまってるだけかと肩の力を抜くように深呼吸をすると

「ケーキ作りはそんなに緊張するか??」

と頭を撫でながら聞かれた

「はじめてなのでつい

トレイ先輩はすごいですね!あっという間にケーキが仕上がってカッコいいです♪♪♪」

「そうか?ありがとうな♪♪」

ん??今何をされてるの?

抱き締められてりゅ!!!

「っえ??・・・っあ?まって!トレイ先輩

いきなり何を?」

「いやな?嬉しくってついしてしまったが・・・

そんな目で見るなリドル」

振り向いたら真顔のリドル先輩がいてそっちにもビックリしてしまう

「ケーキ作りをしていたんじゃないのかい?」

「つい・・・・な?」

トレイ先輩は話してくれた

だけど次はリドル先輩に手を掴まれ部屋をあとしてしまう

リドル先輩が何処に行くかわからないけれど二人で歩いた

ついたのはリドル先輩の部屋

中にはいるとケイト先輩とトレイ先輩も入ってきた

「今日はユウにプレゼントがあるんだ

受け取ってくれるかい?」

「え?は、はい!!」

返事をすればリドル先輩は真紅の薔薇がついているチョーカー

トレイ先輩は翠のクローバーがついている指輪

ケイトはオレンジよりの赤いダイヤの形が何個もついたブレスレット

どれも素敵で見惚れてしまった

見えない何かが絡み付く→←答は教えない



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作者名:冬季柊 | 作成日時:2020年8月13日 23時

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