私の努力は何時だって君に届かない (ページ8)

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朝起きたら久々に鬱君から連絡が来た

内容見るまでは嬉しくてワクワクしたけど

〔シッマから色々言われたんやけど何かごめんな？

でも心配せんでも大丈夫やから

落ち着いたら連絡するからな〕

当たり障りがない内容な気がする

理由が解らないのに謝るの？

落ち着くって何年後だろ？

憂鬱な気持ちのまま学校に向かった

此のままでは駄目だろうな

溜め息しかでない

教室についても友達と話しても気は晴れない

授業中も駄目だし気分転換と思って購買で昼食を買いに行って目当てのパンを買った

後ろで騒いでいるみたいだが興味がなくて友達の所に行った

廊下を歩いていたらコネシマさんに声をかけられた

コネ｢っあ！Aやん

ちょっと良いか？」

『どうしたんですか？』

コネ｢もしよかったらなんやけど購買のパンわけてくれんか？」

『買えなかったんですか？』

コネ｢そうなんよ！！お総菜パンがなくてなぁ」

『二個なら良いですよ』

甘いものが苦手なコネシマさんだから菓子パンしかなくて落ち込んでいたのだろう

中を見たコネシマさんは焼きそばパンをみて感動してる

ゾムさん？が買えなくて落ち込んでいるらしい

焼きそばパンとお総菜パン二個を渡した

『コネシマさん昨日はご迷惑かけてしまいすみませんでした

心配してくれてありがとうございます』

頭を下げるとビックリされてしまった

コネ｢難儀なやっちゃな？」

ありがとなと言ってコネシマさをはさっていった

友達に話したがパン代は貰ってないことに怒られてしまう理不尽さ

放課後にクラスの男子に突然告白された

あんな奴より幸せにするとか言われたけど勝手に私を不幸だと決めるな！と言い返しふった

涙は止まらなかった

男子に今の私は不幸で可哀想だとはっきり言われて悲しかった

最近可愛くなって頑張っていて素敵だと言われても

見てほしい人以外に私の努力を認められても届かなければ意味がない

もっと頑張らなきゃ

心身共に成長しなきゃ

鬱君かいやでも目につくように

今より成長したい

沢山泣きながらお母さんに愚痴った

そして私はお祖父ちゃんに剣道を習いに行くことにした

精神を肉体を強くするんだと決めた