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学校を休んで昼前から親友その1の家に行った
部屋に入って話し合い
親友1「Aは異変に気がついてる?」
『エラー表示についてだよね?』
親友1「他にもだよ!
私も学校転校するんだ
Aを置いていって・・・ごめんね
スマホは変えないから」
落ち込みながら言う姿に困惑する
『何がどうしたの?』
親友1「意味わかんないだろうけど理解してほしい私の我儘を聞いて」
親友1の説明は分かりやすいが理解するまで時間がかかった
此の世界はゲーム内で何回も繰り返してるとか
私達はサポーターキャラだとか
親友1が攻略キャラ達のヒロインに対する好感度
私は周囲のヒロインに対する評価あと悪女ちゃんの行動変更対応
此の状況を理解してるのはヒロインと私達と攻略キャラ達だけであること(多分)
此処まで理解した!多分
親友1「此の状況は予想外の事なの
私もまさか悪女と逃避行するとかわかりたくなかった
でも繰り返してるのを理解してしまうと好きなことがしたくなるのはわかるよ」
『私は知らなかった』
親友1「わかるはずないよ
私もヒロインもいきなり疑問が膨らんでわかったんだし」
『生徒会のメンバーも理解してるのかな?』
親友1「わかんない
ただ今回好感度平等にあげててイベントも制覇してなくて
今はバグなのかそんな下がってないけど色か違うから怖くて・・・・」
『色?関係あるの?』
親友1「通常赤なのに今はグレーなんだよ
何時もの常態が変わると怖くてさ
Aを生贄みたいにしたのは悪かった
ごめんなさい!」
土下座されたが仕方ないのだ
彼女は沢山頑張っていたんだし
『沢山考えての結果なんだし
私は学校いきたいから大丈夫だよ?』
笑顔で言えば場が和む
親友1は美人さんなんだし笑顔になってほしい
明日からの学校生活も楽しむか
親友1「あのさヒロインはいなくなったし
今後は周りの評価対象を自分にしてみたら?」
『自分?やったことないけどヒロインと私にしてみるよ』
親友1「私もヒロインからAにしてみる
ヒロインはもお帰ってこないと思うし」
了解したーと言い合い笑顔で離れた
親友1は家も引っ越すそうだ
寂しいもんだが仕方ない安心するにはそうするしかないんだし
相変わらずエラー表示があるけど気にせずたのしもう
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作者名:冬季柊 | 作成日時:2020年6月4日 13時