29 爆豪side ページ29
.
オールマイトが敵を倒し、俺は警察へと送り届けられた
怪我はないか、敵たちと何を話したのか
いろいろ聞かれてるうちに朝になっていたので、車で家まで送ってもらった
家に着くと玄関の前でクソ親父とババアが立っていた
爆「(…なんて顔してやがる…)」
心配してくれていたのだろ…
いつものように叫んでこないババアをみてそう思った
光「いろいろとお世話になりました」
勝「ありがとうございます」
『かっちゃんｯ！！』
警察にお礼を言って家に入ろうと思ったとき、名前を呼ばれ振り向くと靴も履かずに泣きながら駆け寄ってくるAがいた
痩せた？
いや…やつれたのか？
それに目の下には隈ができていた
爆「…ぉゎｯ！」
『かっちゃんｯ！』
走ってきたAはそのままの勢いでしがみついてきた
また俺は…お前にこんな思いをさせたのか…
泣きながら俺の名前を呼んで離れないお前を警察が止めようとしたとき、お前の体が急に重くなった
爆「……ぁ？」
重くなった体を落とさないように支え顔を覗く
爆「………寝てやがる」
光「ﾌﾌ……あんたが帰ってきて安心したんだね」
警「ちょっと君…」
光「あぁ、いいんです！この子は知り合いの子なんで、しばらくうちで寝かせて返しますから」
警「そうですか…それでは」
そういうと警察は帰っていった
光「勝己、Aちゃん部屋に運んでやんな」
爆「わぁってるよ…」
そしてそのままAを担いで部屋のベッドへ寝かせ、その場を離れようと思ったが
ｷﾞｭｯ
俺の服を握りしめて離さない
服を脱げばその場から離れることもできたけど
頬に涙の跡がつくほど泣いてたお前の側に少しでもいてやりたくて、向かい合うように俺もベッドへ寝転んだ
無防備にスヤスヤ寝るお前の髪をなでる
『………んｯ……』
起こしてしまったかと思い、とっさに手を離したがまた気持ち良さそうに眠るお前を抱きしめながら俺も目を閉じた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
tcrylove1204(プロフ) - しおらんさん» ありがとうございます(;_;)頑張ります！ (2019年7月29日 11時) (
レス) id: 5833144ff8 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです！爆豪との展開も進んで最高です！更新楽しみにしています！ (2019年7月29日 2時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)
tcrylove1204(プロフ) - きいさん» にやけていただけてるなんて(;_;)ありがとうございます！頑張ります！ (2019年7月29日 0時) (レス) id: 5833144ff8 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - 1から見させてもらってます！これからも更新がんばってください！にやけが止まりませんw (2019年7月25日 20時) (レス) id: 384c8d82d5 (このIDを非表示/違反報告)
tcrylove1204(プロフ) - りささん» 嬉しいコメントありがとうございます(;_;)頑張ります！これからもよろしくおねがいします！ (2019年7月24日 22時) (レス) id: 5833144ff8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちぃ | 作成日時：2019年7月8日 9時
