プール ページ16
学校に着いた私達は、集合場所である学校付属のプールへ向かいました。
初めて学校というものに入りましたが、なんと言うか……
めっちゃデッカイ、です。
私から確実に迷子になりますね、その自信しかありません。
ですが勝己くんが通ってる所に来れるなんて、私はとっても感激です！！
プールの入口に着いた勝己くんは、抱っこしていた私を降ろして切島さんと更衣室へ向かうみたいです。
「A、着替えてくっから先行って待ってろ」
『ニャーン！』
「ほんとに爆豪が言ってること、分かってるみてぇだな」
「Aはそこらの凡猫とは違ぇんだよ」
「すげぇ……」
「ﾌﾝｯ…A、滑ると危ねぇから走るなよ」
『ニャ！』
「過保護だな……」
そう言って更衣室へ入って行ったお二人。
それを見送った私は、勝己くんの言いつけを守り、走らずプールサイドへ向かいました。
行ってみると、そこには既に沢山の人がいました。
「あ見て！猫が居るよ！」
「あれって、爆豪ちゃんが飼ってる猫ちゃんじゃないかしら」
「毛並も綺麗ですし、きちんと爆豪さんがお手入れなさっている証拠ですね」
『ンニャー』
私の姿を見るなり、女の子達がこちらへ寄ってきました。
そして、勝己くんとは少し違いますが、優しい手付きで撫でてくれました。
ここに居るということは、皆さん勝己くんのお友達なんでしょうか？
「ほんとに爆豪くんが飼っとるとは思えへんほど、可愛らしいわぁ！」
「おい聞こえてんぞ丸顔！！」
「か、かっちゃん！切島くん！！」
「遅れて悪ぃ！爆豪連れ出すのに手間取っちまって」
私の大好きな声が聞こえて、そっちの方を向くと勝己くんが怒りながらこちらへ向かってきています。
私は勝己くんに駆け寄り、足に擦り寄ります。
すると勝己くんは私を抱き上げ、喉元を優しく撫でてくれます。
撫でられるのは好きですが、大好きな勝己くんに撫でてもらうのはやっぱり格別ですね！
『ニャーン』ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ
「ん、家帰ったらちゃんと遊んでやっからな」
「「……(爆豪/かっちゃんが微笑んでる！？)」」
『ンナァ』
「良し、いい子だ」
『ニャア』ｺﾞﾛｺﾞﾛ
「危ねぇから、プールの中に入るなよ」
『ンニャ』
「「……(しかもめっちゃ過保護だ！)」」
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しぐ - かわ (9月29日 22時) (
レス) @page39 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - めっちゃおもろい もうなんか、めっちゃ好き！ (9月4日 9時) (レス) @page39 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 猫ちゃんかわいい(*≧з≦)❤ (2023年2月24日 22時) (レス) @page39 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 好きですっ！！！ (2023年1月16日 18時) (レス) @page39 id: 090773d13c (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 猫大好き人間です！ほんとの猫もこんなこと思っているのかな〜と思いました！更新頑張って下さい！ (2022年9月17日 19時) (レス) @page39 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福 | 作成日時：2018年12月5日 13時
