【ヒロアカ】爆発野郎が気に入らない

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『んー、今日はめっちゃいい天気だ！』





屋上で一人、お弁当を食べながら言った。今日は何故かお弁当が食べたくなったからお母さんに作ってもらいやした。


自分で作ろうとしたんだけど何故かお母さんに激しく止められた。まあ、それ以前に私料理出来ないんだけどね。





そんなことを考えながらお弁当のおかずを口に運ぶ。そして食べ終わって『ご馳走さまでした』と手を合わせながら言う。


ほら、私ってこういうとこちゃんとしてるから


ドヤ顔決め込んでると空から鳥のフンが降ってきて咄嗟に避ける。







『えっ、危なっ！』







空を見上げると鳥が馬鹿にしたような表情して飛んでいった。ちょっと傷付いた。

…まあ、そんな事は置いといて。

よっこらしょ、とお爺ちゃんみたいな声を出しながら立ち上がって屋フェンスの方へと足を進める






『うわ、綺麗…！』







ここの校舎結構高いからよく周りが見渡せる。
もっとみたいな、とフェンスの上に乗っかる。

…ちょっと落ちそうになるのが怖いけど。

明日も来ようかな、と考えていた時ーー
バンッ！！とドアが蹴破られた音が後ろからして落ちそうになる。





「…あ"？テメェブス女ァ！！！
何でここにい……！」

『え、いや、ちょっ、うわっ！！』




折角バランス保ってたのにコイツ…爆豪がデカイ声出すから重心が前へ行って、ドンドン下に落ちていく…


＿＿いや、"落ちていく"って何だよ！！


ヤバイよ本当に、さよなら私。


『来世はイケメンになって美少女に囲まれていますように！！』と叫びながら目を閉じると腕を勢いよく引っ張られた。









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